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新浪ねるという友人を紹介します

 私には新浪ねるさんという友人がいます。

 彼が私のインスタのアカウントをフォローしてくれたのが知り合ったきっかけでした。

 彼自身がプロフ欄に書かれているからここで明かしても大丈夫だと思うけど、彼も私と同じように精神疾患を患っていて、そのことが私達を結び付けたということもあります。

 ねるさんは絵も描いてらして上のヘッダーのイラストはねるさんが書いたものです。でも私はねるさんの創作活動の中では文章を書くこと、その中でも特にショートショートが魅力的だと思っています。独特な世界観であり精神世界なのですが、私の作品とは違いねるさんの作品の方がよりもっと精神性に踏み込んでいます。きっと独特の読みごたえがあるはずです。今回はそんなねるさんの書いた短編を紹介させて欲しいと思います。私が今回紹介させて頂きたいと思っている作品は次の三作品です。


本当はもっと詰め込みたかったのですが、あまり多くても却って読む気を削いでしまいかねないと思い、この三作品に絞りました。ただ、この三作品が特に優れているから選んだという訳ではなく、埋もれてしまいがちな古い作品から紹介していこうと考えたからです。勿論この三作品を素晴らしいと思っていることは間違いありません。

 それでは早速順に紹介させて頂きます。

無人駅(初稿)

 無人駅という作品ですが、ずしりとした読後感を味わえます。正直に告白してしまうと私も彼の作品をきちんと咀嚼しきれているかと言うとそうではないのかなと思う。少し不思議な世界観ですが、私が好んで描いているようなライトな感じではなくて、もう少し人間の心の深層に触れようとしている、そんな雰囲気のある作品です。

 影という作品ですが、この作品も非常に摩訶不思議な感覚があります。上の無人駅もそうですが、理解しようとするよりも感じるほうが正解なのかもしれません。ねるさんには世の中がこういう風に見えているんだなと感じれる、一種独特な視線を借りて世の中を見るという感じかもしれません。

田中はUFOを作っていた

 上で紹介した二つの作品よりもややライトでコミカルな風味もありますがそれでは終わりません。ねるさんの作品には一種独特の歪みがあります。その辺りの不自然さを感じて下されば、嬉しいです。

 おわりに

 どうにも紹介しきれていないもどかしさがありますが、とにかく読んでほしいとしか言えません。ねるさんの作品は私には結構難解な部分もありますので、本当は私が彼の作品を紹介するにはあまり力不足なのですが、今回は私が彼の友人代表として紹介させていただきました。

 とにかく読んでみて欲しい。その一言です。

 もしねるさんの作品が気にいったと思われた方はこの記事ではなくて、ねるさんの記事を何かの機会に呟きなどに張り付けて紹介していただけると嬉しいです。私には拡散力がありませんので、是非よろしくお願いいたします。