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親亡き後は…。
ブログ「コネタノート」より。
昨日、新聞を読んでいたら、こんな記事が目に留まりました。
知的障害者の同意なし
警察のDNA採取神戸地裁が「違法」
大分合同新聞2019年3月14日朝刊より
かいつまんで記事の内容を紹介すると、
◆2015年10月、重度の知的障害と自閉症を持つ男性(41歳)が、とある公園そばの地蔵尊でろうそくや線香に火を付け、ポリ袋を燃やすという事件を起こした。
◆ガイドヘルパーと一緒ではあったが、ヘルパーが目を離したすきに男性は火を付けてしまった。
◆駆け付けた警察官が西宮署に男性を連れていき、器具を使ってDNA型鑑定のため口腔内の組織片を取るように指示。
◆男性は15年12月に軽犯罪法違反の疑いで書類送検、起訴猶予となっていた。
◆神戸地裁は、「男性は遺伝情報を提供することの意味を理解する能力がなかった」と認定し、「違法な捜査と言わざるを得ない」として兵庫県に11万円の支払いを命じた。
これを読んで、どっちかって言うと、「違法捜査」よりは「目を離したすきに触法行為をやってしまった」という事の方が、知的障害の子どもを持つ親としては、個人的に切なかったですね。
例えば家のテレビを壊すだとか、悪くても家庭内のやらかしなら、何とか収めようもあるんですが、これが対よその人や公共の施設とかになると、知的障害があるから理解力が無いのですみません、では済まなくなってくるわけです。
子どもが小さいうちは、見た目と行動がある程度一致するので、周囲の目も寛大なんですが、これが小学校3年生くらいになってくると、そうはいきません。
「何あの子、親の躾がなってない」と大抵はバッシングの的にされ、冷たい目で見られます。
それが嫌で、引きこもりがちになってしまう親子も多いようです。(うちがそうだった)
何で聞いたのか・読んだのかは忘れてしまったのですが、覚えている言葉があります。ちょっとうろ覚えで自信が無いのですが、同じように障害児を持つ親御さんの言葉で、
「子どもの世話をやり遂げるには自分が子供より先に死ぬわけにはいかないが、それは子どもに早く死んでくれというのと同じなのではないか。」
確かにそうなりますね。
自分もアラフィフを迎えて、「親亡き後」がだんだんと現実味を帯びてきています。自分が居なくなった後、息子はどうやって生活していくのか。
縁起でもない、なんて言ってる場合ではないんですね。
エンディングノートもそうなんですけど、地域包括支援センターなどで「親亡き後相談」を受け付けているところもあるので、不安な方は、そういった機関に相談してみるのも良いかと思います。