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cyobitto-tutorial~塩+染料でスペックル

cyobitto-tutorialの2回目です。
インスタにも投稿しましたが、も少し詳しく、そして間違いもありましたのでnoteに記事を投稿します。
では!

1.用意するもの

・生地糸(未染色のもの)
・染料(酸性染料~比較的、手に入りやすくて少量なのは「みやこ染め」だと思います。みやこ染めなら、コールダイオール、コールダイホット、酸性みやこ染め。)
・酢(普通の食酢)または、クエン酸(100%)
・調味料入れ(100均でOK。穴が大きくて多ければ、セロテープで穴を少なくする)
・塩(比較的、目の粗い、サラっとしたもの)
・霧吹き
・ラップ
・テーブルクロスやビニールシート、なんならゴミ袋を切っても
・キッチンペーパー
・使い捨てグローブ
・マスク
・保護用のゴーグルなど
※インスタでは、ウィルトンなどのフードカラーOKと書きましたが、アレ、間違いです。
ごめんなさい。ウィルトンのフードカラーって、ジェルか液体でした。

2.生地糸を用意する

かせの状態にして、水につけておきます。
この段階で酢やクエン酸を混ぜなくても大丈夫。

水に30分はつけておきましょ

3.テーブルクロスの上にラップを敷いて…

その上に水気をしっかり絞ったかせを広げます。
このとき、糸をねじって絞らないようにします。
丸めて、グっと押すように水気を押し出す感じで。
ラップは大きめに、2枚を重ねてかせを広げてもはみ出さないように、敷きます。

テーブルクロスの上にラップです。かせの間に隙間は無い方がよいです。

4.塩と染料を混ぜる

使い捨てグローブをして、マスク・ゴーグル推奨です。(化学染料なので、吸い込んじゃうとまずい)
水を霧吹きしたキッチンペーパーの上で(染料が落ちても濡れたキッチンペーパーがキャッチしてくれます)、調味料入れに塩と染料を入れて混ぜる。
量は、適宜。
目安としては、一色につき塩小さじ1弱に染料をコーヒーマドラー(棒が長くて、先っちょに小さな小さなスプーンがついてるヤツ)半分くらい。
ほんとに少しでいいです。
ここで、一色ずつ別々に作ってもよいし、染料を混ぜてもよいです。

ちょっと大きめの調味料入れです

5.いよいよスペックル!

糸の上に、染料をパラパラします。
技術は必要ありません。
固まったところがあっても、それは個性です!
かせをひっくり返して、裏側にもパラパラ。

パラパラ~

6.パラパラしたら…

霧吹きの水に酢、もしくはクエン酸を混ぜたものをシュッシュします。
酢やクエン酸の量は適当ですが、まぁ、水100mlに対して酢なら大さじ1くらい?クエン酸なら小さじ1くらい?
本当に適当でいいです。
少しくらい多くても大丈夫です。
このとき、かせの周りのラップの上に染液が落ちたら、キッチンペーパーなどで拭いた方が、糸に滲まずにすみます。

7.かせの上にもう1枚ラップをかぶせて

クルクルまとめます。

まぁ、滲みますよね(笑)でも、いいんです!


8.レンジでチンです

しっかり包んだ糸をレンジでチンです。
500wでだいたい1分半。
裏返して1分半。
一度取り出して、中まで熱くなっているようなら、裏返しで再度加熱です。

9.取り出してみる

しっかり加熱されていれば、染色されています。
とはいえ、加熱しすぎるとナイロンが溶けるというハナシもありますので、お気をつけて。
熱が冷めたら、ラップを取って。

今回は実験ということで、クッキリハッキリした色を使いました。
黄色が強くにじんでる(笑)


10.水洗い

しっかり冷めてから、水洗いします。
30℃以下のぬるま湯でもOK。
最後に、ウール洗剤ごく少量で洗い、すすいで終了。
ねじらずに絞って、(私は専用のスピンドライを使用していますが、洗濯機のドライコースで、ネットに整えて入れて脱水してもOKです)
乾かして、出来上がりです。

黄色が滲んだ割りにはいい感じです。スキです(笑)

今回使用した染料の色は、赤、青、黄です(笑)
また、染料は混ぜずにそれぞれの色を単独でパラパラしました。
ちょっと興味があるのは、コレ、食紅でできるのかしら?ということ。
もし、食紅で染めた方がいらしたら、どうなったか教えていただきたいな。
食紅ならお子さんとでも、安心してできますものね。

最後に、染料の扱いに関してはよく注意していただければと思います。
化学染料も手に入りやすくなっていますが、化学染料って思わぬところに飛ぶものなのです。
目や口、鼻や手には入れたくないものです。
なので、ゴーグル、マスク、手袋は必須ではなかろうかと(と、私は思います)
キッチンで作業する場合も、どうぞ気を付けてください。
キッチンツールや食品などに飛ばないように…
(ちなみに、私はそこいらのものをすべて覆うか、カーテンのようにシールドを作って作業します)

以上、このチュートリアルで染色する方が安全に作業できますように。
また、このチュートリアルで染色された場合のなんらかの事故、起きた不具合すべてにつきまして責任は負いかねますので、自己責任のもとで染色していただければと思います。


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