バリキャリ捨てて無職になったわたし
こんにちは、佐々木愛です。
今更ですが、今日はわたしの自己紹介的なことを書こうと思います。
本当はこの記事をずーーーーーーーっと書きたかったのですが、
いろんなことを考慮しタイミングを見計っているとなかなか書けず。
気付いたらもう2ヶ月もブログを書いていない事態に。。。(涙)
でも、今日は決心をしたので書きます。
わたしの人生にとっての大きな大きな決断が
今のわたしのかけがえのない幸せの土台となりました。
今 人生の転換期で悩んでいる人にとって
なにか少しでも参考になればいいな、と思っています。
2020年5月までわたしは、それこそバリキャリのごとく昼夜も問わず会社員ライフを満喫していました(今思えばただの社畜 & 奴隷生活でしたw)。
大手一流企業を経て二度の転職をしキャリアを積んだわたしは、
それなりにいいお給料をいただき、自分の将来のキャリアになんの不安もないという生活を送っていました。
先日親友に聞いた話ですが、当時のわたしは
「お金にも困ってないし、仕事も大好きだし、なーんの悩みもないからこのままでいい〜☆」とそれはそれは満足そうに言っていたそうです(^^;)
ですが、そんな生活もコロナと共に急展開を迎えます。
最後にわたしが働いていた会社はまだ設立から1年のベンチャー企業で、
コロナの影響を受け収益が悪化。その結果、ある日突然上司から
「給料を全員一律30万円にします」という話をされたのです。
「給料は30万。今営業職でない人も今日から全員営業をやり、仕事を取ってくることに注力して欲しい。」という話でした。
この会社が属している業界では、案件が一本成約するだけで少なくても数百万、多い時は数千万のインセンティブが入るため、年間を通してきちんと成約できれば年収はこれまでとトントンになるよね、というのが会社から伝えられたことでした。
その話を受けてわたしが感じたのは、どん底に突き落とされたような気持ちで、ずいぶん長い間感じたことのない経済的な不安というものをひしひしと感じました。
月給は半分以下に落ちる...
わたしは営業職ではなかったので
これまで経験したこともない営業を一から勉強し成約を取らないと
これまでのようには稼げない...
成約までの道のりの一歩目さえ見えない状況で
地図のない大海原の中にポツンと立たされたような孤独感と
漠然とした不安がわたしを襲いました。
結果、経済的な不安がこれからの自分の人生そのものへの不安に変わり、
当時パートナーもいなかったわたしは、そういう不安を分かち合い精神的に支え合える存在がいないということも将来の不安に感じてしまい、
何もかもが不安だらけという悪循環へ陥ってしまいました。
そして出した答えは、
「この話をプラスにするのもマイナスにするのも自分次第。
コロナ禍で失業したり仕事が大幅に減っている人がたくさんいる中で、
仕事を続けさせてもらえ、30万ももらえるのはとてもありがたい話。
これから私が何をするにも営業力を身に付けるのは自分にとってプラスにしかならないんだから、30万をもらいながら勉強させてもらうくらいの気持ちで頑張ろう」
というもの。
そこから、ひたすら勉強しました。
業界知識、経済教養、営業のロープレ練習、成果を出している同僚の録音音声をひたすら聞いては文字起こしし、練習しては自分に落とし込む毎日。
わたしの得意技というか生き方の癖というか、これまで何事も
「やると決めたらストイックに頑張る」
をやっちゃうタイプなので、例に漏れずガムシャラに頑張っていました。
本当に寝る間も惜しんでひたすら・・・
それを続けた結果ある日...
なぜだか涙が止まらない毎日になっていました。
毎朝全員で行う朝会に参加しようと思うんだけど、朝会のことを考えるだけでもう涙が止まらない。
上司とロープレをするのにZOOMを開こうとすると涙が出て
どうしても「開始」ボタンが押せない。
当時飛び込み営業をしていたのですが、客先に向かう車の中で涙し、
終わってからも涙。
ほんと、バカみたいに泣いてました。
最終的には母親とスーパーに買い物に行って、母がちょっといなくなって一人になった時に、陳列棚に向かってボーッと立ったまま涙を流していて、
母がびっくりしたこともありました。
そう、それくらい心が悲鳴を上げていたのです。
思考は頑張れって言うから頑張る。
でも心は違うことを訴えているのです。
わたしは一生懸命思考して、頭で考えたことに従いトライした結果、
嘘をつけない自分の身体がわたしの本当の気持ちを教えてくれたのです。
(「嫌だ」と思う感情のセンサーが何を表すのかについては以前の記事で書きました。ご参考まで^^)
「嫌だ」はわかったけど、そこからどうしたらいいんだろう。。。
それがわからないので、とりあえず上司にお願いをして、有給を3日もらいました。土日と合わせて5日間。
その間、ひたすら海に行き、毎日ただただ海を眺めて
朝から日が沈むまで 自分の心と向き合ってみることにしました。
食事は7号食にし、無駄な思考を一切手放すことに注力し、
自分の真我は何を望んでいるのか
逃げずに向き合うということをやり続けてみました。
その結果わかったのは、
『わたしは嘘の自分を生きている。』
ということ。
誰もが名前を知っている大企業で働くことで得られる周りからの評価
頑張り続けることで得られる上司からの評価
無意識にこれまで
親や社会から正しいとされることが大事で
そこを外れたら不幸になるという思い込みがあり、
それを恐れて生きていたんだと思います。
努力と根性と汗と涙で頑張っているその根底には
”頑張っていればいつか何とかなる”
という自分の不足感や無価値感が生み出した考えがあり、
その不足感や無価値感こそが自分が一番見たくない本当の自分の姿
だったのです。
心理の講座で後に学んだことですが、
潜在意識レベルで「自分はダメな人間だ」と思い込んでいる人は
「そんな人間じゃダメだ!自分はそんな人間じゃない!」というバネを使いこれでもか!と頑張り、闘い、克服しようとしてしまう。
努力と根性で頑張れるから そこそこやれちゃうし
ハングリー精神旺盛な頑張り屋さんになってしまうらしく、
世の中の成功者と呼ばれる人に多いタイプだそうです。
いつかは頑張ればなんとかなる・・・と走り続ける人生
でも「まだ不十分」
これで満足したら、現状に甘んじたら終わりだぞ!と言い聞かせて頑張ると
最後には「強制終了」が待っています。
燃え尽きたり
鬱になったり
入院したり
わたしはまさにそれでしたね。
「終わりなきがんばりの人生」を突っ走っていました。
わたしはこれまでメンターから何度か
「お前は素の自分で生きていない。自分の才能で生きろ。」
と言われてきましたが、その意味がわかりませんでした。
でも、涙が止まらない日々になり、立ち止まり、自分と向き合い
やっとわかったんです。
残念ながらこれがやりたいことだ!とその時点で明確にわかった訳ではありませんでしたが、
少なくとも
「心が悲鳴を上げるほど頑張らないといけないことが
私のやりたいことではない」
ということはわかりました。
どれだけ自分が自分に嘘をついているのか
大切な自分自身を蔑ろにしているのは他ならぬわたし自身だ
ということにやっと気付いたのです。
そして、まずはそういう自分を手放すことに決めました。
長い間培ってきた自分のあり方と全面的にサヨナラするのにとても良かったのが、心理カウンセリングの師匠がお勧めしてくれたこちらの本です。
この本に書かれているワークをひたすらやりました。
お金に対する不安
自分の人生を信じきれない自分
と最後まで闘いました。
(今も完全になくなった訳ではないです ^^; )
そして、安定サラリーマンを捨てるという最終決断に至ります。
これまでのキャリアも全部捨てて、無職になる。
一から自分の人生を再度歩み始めるわたしの「Re-Start」。
怖いけど、やりたくないことを無理やりやる涙の日々よりは絶対にいい。
そう信じて前に進みました。
あれから3ヶ月。
いま、わたしはとても幸せです。
誰にも何も強制されることなく 自分がやりたいと思うことだけをやる毎日。
一緒に時間をともにする人も
勉強していることも
お金を稼ぐことも
すべて
わたしが心からやりたいと思うこと
これほど幸せな時間を過ごしたことは過去を振り返ってもありません。
そして、そういう生き方を始めたら、あれよあれよと信じられないような
素晴らしいご縁をたくさん引き寄せるようになりました。
きっとわたしが本当の自分で生き
毎日穏やかで幸せに生きているから
もちろん、今、なんの不安もないわけではありません。
でも、わたしの心のあり方が変わったから、
起きる出来事も 築く人間関係も質が変わりました。
もし、今、人生の転換期を迎えながら答えを出せずに悩んでいる方がいたら
ぜひ自分の「心の声」を聞いてあげてください。
思考はいろんなことを言ってきます。
お金・人間関係・背負っているもの・責任・将来への不安
いろんな思考が出てきてら
「で、自分は本当の本当はどうしたいの?」
と何度も聞いてみてあげてくださいね。
この世でたった一人しかいないかけがえのない大切な自分を
幸せにできるのはあなただけです(^-^)
あなたの大成幸をお祈りしています☆
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