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酒呑童子の配下の鬼を動画生成AIでアニメーション化してみました(絵巻 香取本『大江山絵詞』より)

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中世の絵巻に描かれている、酒呑童子しゅてんどうじ(酒天童子しゅてんどうじ)の配下の鬼を、OpenAIのSoraやそのほかの動画生成AIをつかって、アニメーション化してみました。

この鬼は、現存最古の酒呑童子しゅてんどうじ伝説を伝える絵巻物である、香取本かとりぼん大江山絵詞おおえやまえことば』の、下巻 第2絵図に描かれている鬼たち(「変化へんげ物共ものども」)のなかの、「赤いハチマキをして、棒を持っている鬼」です。

酒呑童子しゅてんどうじ(酒天童子しゅてんどうじ)の配下の鬼
香取本かとりぼん大江山絵詞おおえやまえことば』 下巻 第2絵図より)
(画像生成AIのControlNet機能などを使って作成)

この上の「鬼の絵」は、この下の「香取本かとりぼん大江山絵詞おおえやまえことば』の絵巻に描かれている鬼の絵」をもとにして、画像生成AIのControlNet機能などを使って作ったものです。

酒呑童子しゅてんどうじ(酒天童子しゅてんどうじ)の配下の鬼
香取本かとりぼん大江山絵詞おおえやまえことば』 下巻 第2絵図より)

この上の「酒呑童子しゅてんどうじ(酒天童子しゅてんどうじ)の配下の鬼」は、この下の、香取本かとりぼん大江山絵詞おおえやまえことば』 下巻 第2絵図に描かれています。(下の絵図のなかの、中央からすこし左のところに、この上の鬼が描かれています)。

香取本かとりぼん大江山絵詞おおえやまえことば』 下巻 第2絵図(全体図)

香取本かとりぼん大江山絵詞おおえやまえことば』ってなに?

香取本かとりぼん大江山絵詞おおえやまえことば』は、鎌倉時代~南北朝時代(室町時代前半)ごろにつくられたとされている、現存最古の酒呑童子しゅてんどうじ伝説をつたえる絵巻物です。

香取本かとりぼん大江山絵詞おおえやまえことば』は、現在、公益財団法人 阪急文化財団が運営している逸翁美術館いつおうびじゅつかんに所蔵されています。
(このことから、この絵巻物は「逸翁本いつおうぼん」や「逸本いつほん」と呼ばれることもあります。)

香取本かとりぼん大江山絵詞おおえやまえことば』の詳細は、下記リンクでご覧いただけます。

「これ好奇のかけらなり、となむ語り伝へたるとや。」

酒呑童子(酒天童子)の配下の鬼
香取本かとりぼん大江山絵詞おおえやまえことば』 下巻 第2絵図より)

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倉田幸暢
たくさんの人が、目を輝かせて生きている社会は、きっと、いい社会なのだろうとおもいます。 https://wisdommingle.com/memorandum-of-intent/