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憧れのタパスモラキュラーバーでお食事しました!「美味しかった」を説明

今日の晩ご飯は本当に幸せだった。

あの卵がかぼちゃと豆乳でできているとは…..

皆で食べて鼻から冷気を出したあれも面白かった…..

この話は明日、ブログにまとめて載せよう。

…..いや、一晩寝たら、
今覚えていること全部頭に残っているのか?
残っていないのではないか?

え、今書いちゃう?11:50PMだけど書いちゃう?

ということで書いています。笑

はい、タパス モラキュラーバーというお店に行ってきました!!

実は私、新卒のときに旅行代理店に勤めていまして、
その研修先としてマンダリンオリエンタルホテルに行きました。

当時から「いつか今の仕事を辞めて、
フードコーディネーターになるんだ!」
と思っていたので、
分子料理を出すホテル内レストランに
非常に興味が湧いていたのです。

ときは流れて、6年後(年齢がバレる)

ようやく念願のレストランを訪れました!!

とにかくねー、すごいねー、すごいの一言。

これでは素晴らしさが伝わらないので、
食べた品の写真と共に
そのすごさを書いていきたいと思います!

ちなみに筆者はSEO解析士・ライターとして
お仕事を普段承っていますが、

アジア専門調理学校にも通っていて、
海中レストランを発案した料理長が率いる
ホテル内レストランで
インターンした経験もあります!

レシピ開発も承っているので、
ぜひよかったらyukino.tsuchihashi@gmail.comにご連絡ください!

お店の特徴について

タパスモラキュラーバーは、
数少ない分子料理を用いたレストランです!

分子料理とは、
科学の力を使って調理された料理のことを言います。
よく知られているのは偽物のいくらや泡、
液体窒素を使ったアイスクリームなどでしょうか。
あれはすべて分子料理になります。

分子料理はまず機材をそろえるのに
お金がかかりますし、
科学も理解しつつ、
味もしっかりと美味しく仕上げる必要があります。

筆者も偽物のいくらを作ろうと材料を
そろえたことがありますが、
苦くて食べれたものではありませんでした。笑

それぐらい色んな要素が混ざり合っていて、
知る者が限られた分野です。

また料理長である牛窪 健人シェフ
大学で美術を専攻されていたそうで、
そのせいか出てくる品は視覚的にも楽しめるものばかりです。

シェフご自身で描かれた絵本

ご自身で描いた絵本と共に料理が一緒に進むという、
彼の多彩な一面も見れます。

「料理が上手ではないと周りに言われた」こともあるそうで、
そんな経験がまた彼の個性を育てたのかな、
と感じられました。

ちなみに席は全部で8席
1ヶ月先の予約はいつも埋まっているので、
早めに予約することをお勧めします!

タパス モラキュラーバー
住所:東京都中央市日本橋丸の内2-1-1、マンダリンオリエンタルホテル38階
電話:+81 (0)3 3270 8188 / 0120-806-823
メールアドレス:motyo-fbres@mohg.com
営業時間:ディナー 18:00~20:00(水曜日~日曜日)、20:30~22:30(水曜日~日曜日)
定休日:月曜日~火曜日

食べた品をすべて出すと、
ネタバレになるので、
私が気に入ったものだけを載せようかな、と思います!

3品目:母の特別な手料理

私が一番気に入った品はこちらです!

なんとこちら天津飯です!

一番下にはスクランブルエッグが入っており、
米、そして卵が上に載っており、
そこにたらば蟹入りの餡がかかっています。

もう本当に美味しかった!!
上の卵と下の卵のトロトロが混ざり合って、
パラパラとしてお米が際立ちました。

皆が好きな天津飯をこんな風に再解釈するとは!

「美味しいですか?…実はこれ卵ではないんですよ」
とシェフ。

え?!

「実は豆乳とかぼちゃで作った卵で、卵はまったく入っていないんです」

ええ?!

周りのお客さんも全く気づかなかったと反応

私も食べながら考えましたが、
最後まで味は卵でした笑

開発には2年半ほどかかったそうで、
絶え間ない努力を垣間見ました。

全然どのように作られたのかが、
想像しても分からないぞ…。

5品目:理想なお家

今回のお料理は芋虫が蝶々になって、
鴨になった?牛になった?
あ、夢だったわ、のようなストーリーで進みます。
(私の記憶が正しければ)

この料理はそんな芋虫が棲み家(すみか)を見つけたぞ!
というお料理だそうです。

ソースをボウルに入れて、傾けると
緑色の棲み家の中へとソースが滑ります。
芋虫も同じように滑って入ったのでしょう。

左にあるのは甘鯛。
油を上からかけて皮がパリパリと美味しかったです。

そして皆さん、苔のようなこの棲み家、
なにで作られていると思いますか?

メニューにはなかったのですが、
恐らくブロッコリーとほうれん草ではないかな、と
私はにらんでいます(シェフ、どうでしょうか)。

食べると口の中でもわっと解けます。
甘鯛の形が分かる食感と一緒に食べると
口の中でマリアージュ!

ソースは八丁味噌とメニューにありますが、
キノコみを感じました。

そして今もなお、
棲み家の隣にある白い岩は
何で作られているのか分かりません。

とても気になります….

12品目:彼の友人に渡すスペースチョコ

こちら、写真撮れていませんでしたっ!!!!

とっても面白い作品だったんですよ。

海外の一口チョコレートバーのような形で出てくるのですが、
こちらもチョコレート未使用。

実はカカオって採取がとても大変なんですよね。
カカオの実の採取からチョコレートにするまで、
すごく手間がかかるんです。

森林を破壊するので、
エコシステムという意味でもよくないですし、
労働もすごく必要なので、
搾取するという意味でもよくないと言われています。

そんな中、実はフードテック内では
チョコレートを採取せずに
自分たちで作れないかという動きがあります。

少し話が逸れてしまいましたが、
そういうわけでとても興味深かったです!

牛窪 健人シェフの出すカカオフリーチョコは、
小豆を使ったもので、下にはキャラメルと、
米ぬかを恐らく薄くしたシートがくっついていました。

小豆を使ってみようという試みが興味深かったです!

肝心のお値段は…..

サービス料金15%も入って、1人2.9万円強ぐらいでした!

このお値段が安いのか?高いのか?

それは人によると思います。

ただ液体窒素は何十万円としますし、
エスプーマ(泡を作る機械)も
ちゃんとしたのだと十何万円します。

またそれらを美味しいまま扱える人は少ないです。
そこにシェフの努力や芸術性も入って….

牛窪シェフの日々の積み重ねでできた料理なので、
私としてはプライスレスですね!

私がお金持ちなら、
メニューが変わるたびに来たいです!笑

リアルな私のレビュー

2品目:無くしたボタン

ひとつひとつ個性があって、
とても面白かったです!

なるほど、こんなふうに作ることができるのか!
こんな組み合わせがあるのか!
と今後のレシピ開発の学びになったと感じます。

今回誘った友人は
ご飯に何万円と払ったことがなく、
私が少し引っ張る形で一緒に行きました。

けど終わった後には
「こんなにご飯に感動したのは初めてかもしれない」
「すごかった」
「また来たい」
と何度も言ってくれて、
連れてきてよかったー!と思いました!

ただ悲しかった点は、

もう少し料理の説明を
してほしかったです。

どんな風に調理されたのか
教えてくれることもありましたが、

食べていて、どこから先が
分子料理の技術を使ったのか
分からないものも多かったです。

ただ何年もかけて作ったレシピだというので、
話せない、話したくない部分も
多いのかな、と思います。

後は説明を皆にするので、
食べるスピードを皆と合わせる必要があり、
少し急かされているような印象を受けました。

じっくりと味わって
食べられなかったのは悲しい…

けど1人1人説明するのはシェフが大変。
料理の提供も遅くなるので、
仕方がない笑

代わりに皆で同じものを食べる空間が
できたので、コミュニケーションが取れて
楽しかったです!

全部美味しかったし、
牛窪シェフのトークも上手で、
本当に楽しいひとときでした。

また稼いで、いつかまもう一度来たいと思います。

というわけで…..現実に戻るために寝ます(泣
おやすみ!


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