酒が結んだ奇妙な関係
お酒が好きな人もそうでもない人もまだ飲めない人も、こんばんは。
私はお酒大好きです。甘いのが好きです。
最近はほろよいの「フルーツレインボー」や「シュワビタサワー」や、バー・ポームムの「カシスと葡萄」が好きです。
カルーアミルクも好きだしファジー・ネーブルも好きです。
モヒートも大好き！
･･･さて、今回紹介する作品は『酒と鬼は二合まで』。
原作と漫画で分かれてて、漫画担当のzinbeiさんの絵が大好きなんです。
酒好きハタチ・波織
主人公は 志田波織。
20歳の大学生で、お酒を飲むのが大好きな女の子。
人数合わせで呼ばれた合コン
ナオリは人見知りが激しく、友達は未だに0人。
本当は一緒に宅飲み出来る友達が欲しい。でも入学して早々に熱を出してしまい、復帰した頃には周りはとっくにグループが出来ていたナオリさん。
そんなナオリさんですが、ある日合コンをドタキャンされて困り果てた女の子から、合コンに誘われます。
しかし案の定、人見知り陰キャが発動。
来て早々「帰りてええええ！！！」と叫ぶ心。
自分のところだけ静かで気まずい。
パリピ属性ギャル・ひなた
そこに遅れてやって来たのは、見るからに明るい陽キャギャル・伊吹ひなた。
なんとか場を盛り上げてくれそうだとウーロンハイを静かに飲むナオリに、ひなたが話しかけて耳打ちします。
「ナオリもドタキャン埋め合わせ要員？」
「一緒じゃん？」と、ひなたはどこか嬉しそうです。
それでも賑やかなみんなと溶け込めず、そっとその場から逃げるナオリ。
子どもの頃、友達が出来ないことを相談したら、バーテンダーだったおじいちゃんは「心配しなくとも、大人になればお酒が味方してくれるさ」と言ってくれたけど･･････。
「おじいちゃんごめん
･･･味方どころか
たったひとりの友達になっちゃったよ･･･」
寂しく虚しい気持ちに襲われながら、ナオリは合コン会場に戻ります。
ナオリ、ひなたをお持ち帰り！
会場に入るなり響く、「いやいやウーロン茶はないでしょ！」の声。
見ればお酒を飲まないひなたに飲ませようと、周りが騒いでいます。
どさくさに紛れて頼まれた生ビールを差し出され、震える手で飲もうとするひなた。
ところがその生ビールを飲んだのはなんとナオリ。
ひなたから奪い取り、一気に飲んで「ぶはっ」からのジョッキ叩きつけ。
啖呵を切るナオリさん、かっけぇっす！
啖呵を切ってる途中で「あっやば」って青ざめていくのも彼女らしい笑
すっかり静かになってしまった場の空気に耐えられず、慌てて「厠に！！！」と逃げ出すナオリ。
それを追おうとしたひなたですが、突然倒れてしまいます。
倒れたひなたをおぶって何故かそのまま自宅に帰って水を差し出すと、
･･･と頼まれます。
合コンでは断っていたのにどうして･･････と状況に混乱しつつも、
やっぱバーテンダーとしてお店を持つことに憧れているナオリとしては、断る理由がないんですよね！
ひなたの正体
ひなたが合コンでお酒を飲まなかった理由。
それは、彼女が酒呑童子の子孫だから。
毎日お酒を飲まないと生きていけない体質なのに、お酒を飲むと角まで生えてきてしまう。
だから人前でお酒は飲めない。
それが、伊吹ひなたの秘密です。
これは自分が酔っているせいだと混乱しながら眠りについたナオリですが、翌朝自宅で朝ご飯を一緒にとる際、お酒が欲しいと頼まれたので作ってそれを飲んだひなたの頭からはやはり、真っ赤な2本の角。
「なんの手品ですかっ」
「今日はハロウィンとちゃいますよ！？」
･･･と頑なに信じようとしないナオリに、「なんなら触ってみる？」とひなたが提案します。
「あたしの飼い主になってよ」
そんなこんなで「毎日酒を飲まないと生きていけない鬼」と「毎日酒を作るのが楽しすぎる人間」との、奇妙な共同生活が始まったのでした。
まとめ
読んで読んで取り敢えず読んで！！
絵柄が好きなら取り敢えず読んで！！
zinbeiさんのpixivも見て見てアカウント持ってんならフォローしてブクマもして！！
アカウント持ってないなら無料だしROM専でいいからpixiv登録して！！
あああああ私の家にも可愛い鬼の子孫ちゃん転がり込んでくれないかなああああああ！！