壁打ちnote――就職編
就職が決まってハッピーなはずなのに、とってもモヤモヤする。そこで、みくにんが壁打ちに付き合ってくれた。
本当に嬉しいんだ。有難い。
ここでは、みくにんが私に投げてくれた問いに対して、一問一答形式で答えていこうと思う。
【メキシコで就職することが決まりました。内定を受諾したけどなんかモヤモヤする。頼りにしている複数人から意見をもらったうえで、自分で出した答えだったけど、「なんでそれ選んだの?(もっといい選択肢あるでしょ)」という言葉を他人から受けると揺らいでしまう自分がいる。そもそも、内定を受諾するのも2日以内で決めないといけず、最後の最後まで悩みに悩んでだした答えだった。得るものも大きいけど、失うものもとっても大きかったから。】
そこで、みくにんが質問をくれました。
→ 50:50というのが答え。
ときめきの理由:
「海外で働くこと」にワクワクを感じるし、私のやりたいことというのは事実。そしていつか働いてみたかった組織で、自分の興味関心がある分野の仕事ができることも、ワクワクポイント。
加えて、一緒に働く人たちの雰囲気も良かったし、一緒に働いているイメージが簡単に浮かんだ。だから、この組織で頑張ってみたい、と応募時に思えた。
ときめかない理由:
「メキシコで働くこと」へのワクワクは低い。できれば私自身行ったことがない国で働いてみたかった。でも、自分自身の実力的に難しいということは感じていたし、タイで10か月ボランティアをした時も日本に帰ってきてみると、質量あわせて「足りない」という感覚を覚えた。だから、ある種「メキシコでもっと頑張らなきゃ」が勝る部分も大きい。
そして、何よりもトキメキより、不安が多すぎるということ。
①語学力のハードル:採用試験のなかに語学試験があったけど、その出来は全く良くなかった。自他ともにそれは理解したうえで採用されているが、「達していない」ということで結構プレッシャーに感じている。
②ビザ含めたハードル:今既に諸々の手続きが進んでいるが、まだビザが確実におりるという保証もなく、ただただ心配。
③金銭面のハードル:分かっていて内定受諾したけど、今回受かったのは現地採用。つまり、渡航費も住宅手当もでない。当たり前だけど。日本で雇用契約して派遣される仕事の採用試験は散々落ちてきたので、これくらいの出費は覚悟しなきゃ、なんて思ってたけど、辛い。
→私の今の軸(自己ビジョン)には沿った判断。
【自己ビジョン】
「働くこと」を通じて、コミュニティのなかで必要とされる存在となる。また、そのコミュニティでの生活を通じて、常に新たな出会いを経験し、自分の視野を広げること。
メキシコで頑張ってみたい理由:
10か月語学学校に通って生活をしてみたけど、「物足りなさ」を感じた。
なぜなら、そのコミュニティ(=語学学校)のなかで必要とされる存在になれなかったからだと思う。比較対象は、マレーシアでのフィールドワーク、タイでの経験や日本での前職の経験。
私にとって、働くことを通じて自分の居場所を確立することが重要だと気づいたから、メキシコではまだ頑張れるんじゃないか、まだやることがあるんじゃないかと思った。
→自己ビジョン=目標というイメージ。加えて細かい目標は以下の通り。
(1)(今は特にメキシコで)「働くこと」を通じて、コミュニティのなかで必要とされる存在となる
(2)(日本以外の場所で)常に新たな出会いを経験し、自分の視野を広げる
(3)業務を通じてスペイン語を自分の「看板」として確立する
(4)1年以上海外で働いた経験をつくる
(5)タイでの経験(日本語教師のボランティア)のキャリアを生かす
(6)事業の企画・運営・管理スキルを磨く、自信をつける
(7)メキシコでのインプットをアウトプットして社会に還元したい
(1)と(7)だけメキシコでないといけない理由。(3)~(6)は今の私には足りておらず、先を見据えた私自身の「なりたい姿」にとって必要なスキルで、それを鍛えられる仕事環境だと思っている。
→正直、日本に一旦帰れることが幸せで、その先はわかんない。
でも、③の(2)にもあるように「日本以外の場所で常に新たな出会いを経験し、自分の視野を広げる」ことが私にとって「幸せ」ポイントなので、多分日本にずっと居たら居たでモヤモヤすると思う。
→「メキシコで」働くのは正直想定外。でも、「働きたい国」が特段ない状態で、他の国との縁もない。であれば、今あるご縁を最大限に生かすことが、今の私にできることかなって。
完璧な仕事なんてない、と思っているから、「メキシコ」が今の私にとって「贅沢な妥協点」なのかな~~~と。
→これは多分できると思う。きっと。
実は、タイに派遣されたのも最初は「え、タイか。行ったことがない国が良かった。」と思っていたのね。でも、10か月生活してみて、タイが大好きになったし、タイで良かったと心から思えた。
そういう経験を含めて、今「一緒に働きたい」と思ってくれた人たちと一緒に働ける瞬間を大切にしたいな、と。みくにんからの問いかけで改めて考え直すことができたよ。
なんかすっきりした!!!