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POOLOのある生活で思うこと

(写真=のすけ)

チームMTGからのらむちぃ。との1on1明けでアドレナリン全開だから、今ならPOOLO 3期の活動前半を振り返ることができる気がする。

明日の体力など考えず、ぱちぱちとキーボードをたたいてみる。

POOLO3期が始まってからすぐに書いたnoteでは、自分が考えていることがうまく表現できなかった。出来栄えとしては100点満点中15点。しばらくまともに文章を書かないでいたから無理もない。

1か月前に書いた記事で、ちょっと平常運転モードに入ってきた気がする。

さんちゃんのカウンセリングで自分の現状を受け入れる準備ができてから、ようやく自分の周りに目を向けられるようになってきた。おまけに、もう間もなく50人突破の大台を迎える1on1で、価値観の言語化が磨かれてきたみたい。

誰に対しても理解を示し、受け入れられる人になる

これが私の自己ビジョン。POOLOに入ったときから「共感」がキーワードにだった。いや、この半生をかけて私の軸になった言葉だと思う。

上にリンクを貼った記事で出てきた私の「理想の世界」とは、「共感が広がる世界」のこと。

「共感」の輪を広げたくて、義務教育やマスメディアに関わりたいと思っていた。ところが、自分の思いが強すぎて、いつの間にか私の思いは社会への「エゴの押し付け」「執着」になっていた。

「共感」が生まれる社会になってほしいのに、自分は「共感」できているのか…。相手の気持ちを慮れているのか…。

自信が無くなって、自分の考えや思いを文章で表現する、相手に言葉で伝えるのが好きだったのに、怖くなって表現できなくなってしまった。一度怖くなると思考も凝り固まる。何もひらめかなくなったし、発信したいことが「降って」来なくなった。

そんな経緯も、コロナ禍で黙々と働いていたら忘れてしまっていた。


旅するように暮らしたい

POOLOに入って3か月くらいは、「なんだ、何も変わらない」、こんなものかと思っていた。3月までは仕事も忙しかったし、振り返る時間もなかったからとはいえ、POOLOのポテンシャルを信じていなかった自分がいた。

1on1でPOOLO生と話していくうちに、忘れていた気持ちがよみがえってきた。

私の中で「共感」を育むために、様々な価値観、生活、慣習に触れたい。触れるだけでなく、自分も当事者として、価値観、生活、慣習を実際に体現したい。それも多くの人やコミュニティ、地域、国にあるものを。

だから、「暮らすように旅をする」ではなくて、「旅するように暮らしたい」。それも自分の価値観や生活習慣、慣習が通用しない世界で。その場所で自分も当事者としてそこで大切にされているもの・ことを知り、行動する。そして、そこに住む人たちと同じ目線で関わっていたい。

「またいつでも戻っておいでよ」
そう言ってくれる人を一生涯かけて世界に増やしていきたい。
温かい言葉をかけてくれる人に見送られて、「戻れる場所」から次のまだ知らない世界へと向かっていくの。


――「ゆきのは、どんな人になりたいの?」
大学4年次の就活で採用試験に全落ちした私へ、友人の1人が助け舟を出す思いで質問してくれたことがある。

当時の私はその質問に答えられなくて、ただ、恥ずかしくて泣いた。
今なら答えられる。それに、その理想へ近づく方法も見えてきた。


消えない恐さ

――POOLOの醍醐味は1on1にある。
誰かも、そんなことを言っていた。

「こんなに素敵な話を聞いて、この人の在り方や考え方を自分だけにとどめておけない」「世の中にこんなに素敵な人とその経験、視点があるのだから、是非多くの人に知ってほしい」「素敵な人と人がつながったら嬉しいな」

そう思って、1on1の報告が途中から自分の振り返りではなく、読み手ありきの報告になっていった。

私の友人には、大学卒業後、絵描きになり、モデルの魅力を引き出す人がいる。私の友人には、写真を通じて被写体を生き生きと切り取る人がいる。

私には何もできないけど、私が見て聞いた一人ひとりの輪郭を、文字で描くことならできるかな。

そう思って前向きに1on1報告を書くんだけど、最近、ふと怖くなることがある。

自分が立ち上げた言葉たちは、私の頭のイメージをそのまま表せているのだろうか。(それぞれが持つ言葉のイメージは異なり、共通概念はあってないようなものとは分かっていても、)この言葉で、読み手に正確に伝わるのだろうか。

そもそも1on1中に私の勘違いはないだろうか。
相変わらず、言葉にも自分の解釈にも無意識のうちに責任をたっぷりと乗せていた。

とはいえ、怖がってばかりでは何もできなくなる。だから、ちょっとコンフォートゾーンを脱してみる。いつも同じような形式ばった文章は絶対に書かない。その人のイメージや話した内容で、文章の雰囲気を変える――。心理的安全性が高いこのコミュニティの中で、自分で紡いだ言葉をおくっていく。

もし誤解があったら、気に入らない表現があったら、素直に教えてほしい。今は自分の感覚を信じようとしてて、周りが見えなくなりそうだから。


POOLOも折り返し地点。
後半は偶然でなくて、何かを意識的に成し遂げたいな。

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