幼少期の思い出
幼少期の思い出って、ほんわか懐かしい気持ちになる人の方が多いのかな?
私は年齢を重ねるごとに思い出したくないって気持ちが強くなってきて・・・。
独特のいや~な感覚が沸いてくる。
なので結婚して実家と遠く離れた地に住んでいるけど、帰省なんて数えるくらいしかしたことなくて。
他界した父は体調を理由に遊びにきたことはなかったし、母は年1回孫に会いたくて来るくらい。
なぜ私が幼少期に苦い思い出しかないか?って。
いわゆる機能不全家庭だったから。
両親の不仲。超亭主関白の父に抵抗できず言いなりの母。
この構図、昔の家庭には多かったのかもしれないけど。
お見合い結婚の両親。本当に合わない夫婦だったと思う。
父は母を常にバカにしていて、暴言は日常茶飯事。
お酒が入ると更に加速して暴力が出ることも。
私が小学生の頃、夕食の最中に父のスイッチが入り、醤油さしが飛んだ記憶が今でも鮮明にある。
そしてふすまに穴も空いたな。
とにかく怖かった。小さいながらも、どうして自分の家は親の仲が悪いんだろう、お母さんが可哀想っていつも思っていた。
そう小さい頃から私は父が嫌な奴で、母が可哀想な人と思って生きてきた。
母は小さい私によく父の悪口を話してきた。
小さいながらもそんな母に少しでも元気になってもらいたい一心で、一緒になって父の悪口を言っていた気がする。
そうすることで母が少しは楽になるかなって思って。
ずっとそんな状態で育ってきた私。
幼少期に良い思い出なんてあるはずがない。
書き出すとキリがないので、続きはまたにしよ。
自分の気持ちを書き出すって、なかなかすっきりするってことに今気づいた。いいかも。
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