見出し画像

今更ながら鎌倉殿の13人が面白かった!


 今年に入って色々頑張るぞ!と思っていたのも束の間、何もやる気にならず。
 田舎暮らしで行くところもなく。
 NHKオンデマンドを契約してみました。
 実家に帰ったとき、次の大河ドラマを見るかどうかみたいな話から、「鎌倉殿の13人はよかった」と父親も姉も言っていたので、これまで歴史への興味があまりにもなかったのですが、見ることにしました。ちなみに歴史の教養はほぼありません。それが恥ずかしいことだとは思っています。

 結論から言うとめちゃくちゃよかったです。とにかく殺されるので、かなり中盤から苦しかったです。この時代に生きる人の悩みは生き死に関わっていたのだろうと思います。

 これまでなぜ歴史に興味が持てなかったのか、少し考えてみたのですが、やはり受験勉強のときの姿勢が良くなかった。覚えなきゃいけないから何度も繰り返し読んだり問題を解いたりしていましたが、何も意味なかったですね。大河ドラマから入ればよかった笑
 具体的な人々の暮らしが見えてこそ、その時代の権力の動きに興味が持てるような気がしてます。
 第一話の義時は可愛げがあって、みんなに気を遣っていたのに、執権を北条家が握る頃からどんどん顔が変わっていって、最後の死に際はもう。。。

 でも、この時代の坂東武者にとって、鎌倉殿は自分の家を守るために、こうするほかなかったのかもしれない。なんか進撃の巨人の最後の方みたいな気持ちになってきて、みんなで一丸となるなんてできないのかな、って思ったりしました。三浦は良き仲間ではなかったの?みたいな。どっちも疑いながら関わり合っていた。
 歴史の流れをいまいち把握できていないのですが、泰時が武家諸法度を制定して、少し安定した世の中にはなるのでしょうか。
 多様な人間が生きていく社会にはやはりルールが必要なのだろう。そのルールも社会情勢の変化で変わっていくのだろう。そんなことを思いました。

 あと、奥州から鎌倉まで義経が来ますよね。そっから壇ノ浦まで移動して、戦って勝つ。体力はんぱないですね。京と鎌倉の文のやりとりがありますが、郵送ってすごい労力ですよね。私は田舎暮らしで車がないので、駅に行くにもまあまあ時間がかかるのですが、私の苦労どころではないよなと。


 女性の生きている意味は、後継ぎを産むこと?
 そうなんだろうと思います。今の時代で考えたら大問題になりそうだけど、やっぱり家制度における継承が結婚の目的ですよね。政治的な意味合いもあると思いますが。義時も、泰時の時代を良き時代にしたいという思いが感じられました。それでも義時の人生、死ぬ時によい人生だったと思えたのかなって、少し心配になってしまいました。子どもを思う気持ちは今も昔も変わらないもののようにも思います。

 
 次は真田丸を見ます。たのしみ!

いいなと思ったら応援しよう!