デフレ女が夏に欲する果汁うすめドリンク
普段、ペットボトルを購入するときは、お茶か水。
なのだが、夏になると妙に糖分を欲するようになる。しかも普段は飲まない果汁うすめのジュースを欲する。100%だと濃厚すぎて、さらにのどが渇くという理由もある。
となるとなっちゃんとか、いろはすのほんのり果汁入りジュースかといった選択肢になるがなっちゃんはお子様向けすぎて甘すぎ、いろはす果汁は”ほんのり”すぎて物足りない。
何かいい塩梅の果汁薄めのジュースはないか・・・と東京出張時にいつも飲んだくれる友人に相談してみた。
何?その相談?!なんていわずに、いつも真剣、たまにそれは答えか?という超適当回答をするときもあるが、くだらない質問にも真剣に向き合ってくれるありがた~い友人だ。
この日は完璧な答えを用意してくれた。
「お!それなら、JRの自販機よ!」
「自販機って高くないかい?最近はコンビニでも100円以下のPBのドリンク売ってるから、デフレ女からすると安い方がいいんだけど」
「安かろう悪かろうっていうでしょ?なんでも安けりゃいいってもんじゃないっしょ。」
「まあ、言われてみれば・・・で自販機の何がおいしいの?」
「JRの駅の自販機って季節限定のジュースをいれるのよね。それが妙にうまいの。こないだは佐藤錦のジュース見つけて飲んじゃった。さすが佐藤錦、甘味が上品でわたしは好きな味だったな」
ということで、次の日、JRのホームに行き、自販機を物色するとあった!あった!
それにしても”限定販売”のワードに弱いわたしの心に突き刺さってくる。ふじりんごの100%や福島あかつきの桃?初めて聞いたブランドだがこちらも気になる。が、汗だくでのどが渇いている今は、100%のこゆ~いのはやはり欲しない。しかも、モモ=ネクターのイメージが強烈でこの暑い最中喉にへばりつくようなネクターはノーセンキュー。
ちっこいペットボトルで160円ってやっぱり高いなとデフレ女は少し躊躇したものの、友人の口コミを信じることにする。友人口コミほど信じられるものはない。
電車が来てしまったが、冷たいうちに飲みたい。ということで1本見送る。早速、ペットボトルの蓋をあけると、さくらんぼの香りがふわり。鼻腔からくすぐってきましたか。さすがお値段だけある。
そして、ぐびっと一口。
はぅ~。さくらんぼの上品な甘みがす~っと喉を通り抜けていく。
これぞ、求めていた果汁薄めのドリンク!
すっかりはまったJR駅ナカ自販機。もう一つ気になるペットボトル発見。
今度は500mlで160円と佐藤錦の倍の量が入っているのに価格同じ。
デフレ女満足。
夏に塩分補給とばかりに伯方の塩と河内晩柑果汁とのコラボレーション。これまた薄めの柑橘のさわやかな味わいと塩の絶妙な配分により、ごくごく飲める。
果糖ぶどう糖液糖とか余計なものも入っているがこれは仕方ない。
うすめ果汁ドリンクで一緒に猛暑を乗り切ろう!というコピーはどう?