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さようなら10月10日
本日、10月10日は体育の日、すなわち祝日とされていたため、10月10日になると、長年の実体験から体がお休みモードになってしまう。
しかし、今日は休みではない。いたって普通の日で、大体が仕事をしているからメールやSlackがバンバン入る。
「今日は休みじゃないんだな」
と体に思い込ませるまでに時間がかかる。
なにいってるのよ、2000年の祝日法の改正から24年もたってそれはないでしょうよと思われるかもしれないが、三つ子の魂百までといいますでしょ。
小中学校時代の体験がず~~~っと後を引くのである。しかも、2020年からは体育の日がなくなり、スポーツの日と名前まで変えられ、スポーツをする気にもならないのに、10月の第2月曜日がお休みとなる。すなわち、今週末は三連休なのだ。まあ、連休になるのはうれしいのだが、やっぱり10月10日と語呂がよい日のままのほうがよかった。
しかし、なんでまた10月10日になったのだと気になって、その昔、調べたことがある。1964年に行われた東京オリンピックの開会式が10月10日というのは知られた所。じゃあ、なぜ10月10日なのか。10月1日でもよかったんじゃないかと思った。
なんでもこの日は秋雨前線が停滞する心配がなく、晴れる確率が高い日として選んだという。確かに、今日も快晴でございました。実際に行われた開会式も抜けるような青空のもと行われたそうだ。
とここで、気になるのが10月開催だったということ。前回の東京オリンピックは暑さで大変だろうと、マラソンは北海道で開催された。8月に開催する必要なんてないじゃないか。気持ちがよい秋に開催するのが一番だろうと思うのが普通。だが、東京オリンピックと次のメキシコオリンピックは10月開催だったものの、その次のミュンヘンオリンピックからは7月、もしくは8月開催となった。
なぜか。それも皆さんご存じのように放映権の問題。やはり金がついてまわるのだ。
金が絡んできたあたりで調べるのをやめたときに気になる文章を発見。スポーツの日の名称は、カタカナにすることによってスタイリッシュな呼び名にしたわけでなく、もともとスポーツの日だった。1961年から1965年のたった4年間だが10月の第一土曜日がスポーツの日だった。オリンピック開催後に10月10日を体育の日と名称を改め創設。そして、東京オリンピックが開催された2020年(ほんとは2021年だけど)からまたスポーツの日になった。
なんで、体育の日にしたんだ?なぜ、戻したんだ?ややこしいことこの上ない。疑問はつきない。
さて、今は、二十四節気「寒露」。秋がそれほど深まってないがために、草木に露も降りてないが、朝晩は少しひんやりしてきた。
本当のお休みのスポーツの日は、朝夕の涼しさを感じながら本でも読もうと思う。読書の秋だからね。
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