S Work車両にもいよいよ外国人観光客侵入か!?
東海道新幹線に乗るときは土日でもS Work車両に乗るほど、この車両が好きだ。そのお話はこちら↓
電話も大声ではできないができるし、ほんとに仕事しているビジネスパーソンが多いから、聞こえるのはキーボードをたたく音だけなんていう日がほとんど。たまにいびきかいているおじさんがいるがご愛敬。
だが、この愛すべきS Work車両も認知度拡大に伴い、客層が変わってきたような気がする。Workとは記載しているものの、別に仕事をしなくてもいいわけで、スマートEXのアプリをDLして、アプリから予約さえすれば誰でも予約できるからだ。
しか~し最近ではなんだかこの定義にあてはまらない人たちも増えてきている。
そう、ワークプレイスとしての環境を維持してほしいのだ。仕事をしなくてもいい、いびきをかいて寝てもいい、ただ静かな環境を維持してもらいたいのだ。
先日は、ななめ前の席から「プシュプシュ」と小気味いい2回ほど音が聞こえてきた。
ビールのタップをあけて乾杯していたのだ。3列シートの窓側と通路側で座る二人組で、真ん中の席はあいており、そこにおつまみをのせる。最初はこそこそ話していたのだが、2本目、3本目になってくると声が大きくなる。しかも、靴をぬいでくつろぎまくっている。
飲むだけならS Work車両じゃなくてもいいよな・・・と思うも、S Work車両内で飲むなという規定もないわけで文句もいえない。最後はぐーすか寝ていたから静かだったが、ビールのおいしそうに飲む音、つまみの香り・・・すっかりやる気がうせてしまった。
とまあ、このあたりまでは許容範囲。東京駅が異国の香りに包まれるほど外国人観光客があふれているものの、S Work車両だけは日本人だけの空間だった。
しか~し、本日、バックパックとスーツケースをコロコロさせながら、スペイン人風の想定20代後半カップルがS Work車両に乗り込んできた。
な、なぜ?S Work車両の存在がもう外国人観光客にも周知の事実となっているのか。スマートEXアプリで予約をしたら、外国人パスなる新幹線のパスは使えないような気がするのだが、使えるようになったのか?はたまたこの二人はそんなパスは使わなくてもいいほど金持ちで、それよりも利便性を重視したのか?いや、身なりはバックパッカー・・・なぜだ?
といつものなぜの嵐に巻き込まれてしまった。
特にうるさくもなく、普通のトーンで会話をして京都で降りて行ったが、もやもやが止まらない。
せっかく、日本人の聖地だったS Work車両。この車両だけは時間変更しても席が取れることが多く、まあまあ快適だったのに新幹線ヘビーユーザーの外国人がスマートEXを使いこなして、この車両を占拠したら・・・
もう日本人だけの場所を探す方が難しいのかもしれない。