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ブータン人はプライベートがお好き

昨日までのブータン旅行記はこちら

お次は朝のお勤めの巻と書いて、期待して読みに来てくださった皆さん?そんなフォロワーいないでしょという突っ込みはさておき、その前にチュキの家のあらましを書かないと話が続かないなということで、チュキ家のご紹介。

ティンプーのデチェンの家でもホテルのプレミアルーム並みのお部屋に滞在させていただいたが、インドとの国境のリゾートの雰囲気も漂うゲレプのチュキの家はまさに別荘。

チュキは半袖なのにお母さんはフリース

広い庭に1階、2階ともに4LDK!さらに、敷地内におばさんの家、賃貸の家、離れに豪華な仏壇部屋。

すごい人たちと友達になったもんだ=あたしって運がよい!と、人とのめぐりあわせの良さに感謝する。

1階はチュキママとニマの居住スペース。2階がチュキ専用の部屋。なんと贅沢な!

階段の踊り場にある砂絵のようなものもおしゃれだ。


リビング以外のフリースペース?レトロな机とテーブル、反対側の壁側には本がずらり。


こちらがゲレプ滞在中のわたくしめのお部屋。
スイートルーム並みの広さ。ベッド横にはミネラルウォーターや歯ブラシまでスタンバイ。


そして、デチェンの家に続き、チュキの家でもプライベートバス&トイレ。部屋の横に併設されている。

チュキの部屋の横にもバス&トイレ。しかし、そんなに風呂とトイレを家の中に作って掃除が大変でしょうよと聞いてみると

「まあ、掃除は大変だけど、シャワールームとトイレを人と共有するのがいやなのよ」

という。友人や親せきが遊びに来ると、家に泊めるのがセオリーのブータンならではの事情なよう。

ホームツアーをしているうちにランチタイム。もはやゲレプでの押しになったニマがトコトコと2階にやってきて、チュキに何やら話をしている。するとチュキが

「ニマがランチ作ったから持ってこようか?だって」

恥ずかしがり屋のニマさん。直接話しかけてくれればいいのに、もちろん推しが作ったランチは食べなきゃ。二つ返事でOK!

白っぽいものはあのエマ・ダツィ、緑のものはおそらく干したカブを戻した炒め物。で、で、手前のはも、もしやインド料理の定番「ダール(豆カレー)」ではあるまいか??

しかも、レタス、人参、きゅうりは生のままスタンバイ!

これは期待しかない。まずはダール。

豆をつぶしたどろっとした食感、豆本来の甘さ、そしてほんのり甘味を感じる後味。ニマ最高!料理うますぎるどころか日本人が好む味がわかっとる。

エマ・ダツィはジャガイモ入りでこれまた食べやすい。

「デチェンの家で食べたときはすっごい辛かったんだけど、チュキの家のは辛さ控えめね」

というと

「ニマがあまり辛いのが得意じゃないからうちのは控えめなの。でも今日のはさらに控えめね~。昨日、ニマに日本食はそこまで辛いのがないからゆきんこがきたら控えめにしてねっていったの覚えてたんだろうな~」

できる男は違う。

干したカブの炒めものも唐辛子がバリバリ入っているわりにさほど辛くもなく、食べやすい。デチェンの家の唐辛子と何が違うのか。

推しが作ってくれたというのもあり、ご飯をもりもり食べ、残さず完食。そして、日差しがたっぷり入る部屋の広いベッドでごろごろしているうちにいつのまにやらふか~い眠りについたのだった。

お次はおいしそうに見えるのに甘くないフルーツの巻。(朝のお勤めは次の次の次くらいのお楽しみw)


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