春薫月の献立は春の香り
もう3月だというのに、みぞれがコートに滲みる日。
みぞれで思い出した。みぞれまじりの雪という表現をすることがあるが、みぞれとは、雨と雪が混在して降る降水のことで、間違いだそう。と、NHKラジオで聞いてからきちんと使いこなしているわたくし。
とのっけからそれにそれまくっているが、とにかく真冬並みの寒波が到来している日にお食事会に出かけた。
テーブルに置かれたお品書きを見るだけで幸せいっぱい。
一通り、何が食べられるかチェックした後に気になったのが
”春薫月”の御献立
見慣れない言葉。季語?薫るといえば風薫る5月が思い浮かぶ。訓読みして和語化した「薫風」は辞書によると
とある。調べても出てこないな~とネットサーフィンしていてみつけたのがこちら。
元は春風(薫)だったのか。ちなみにストレートに「春薫」と調べると
子どもの名前やホストクラブがてくる。ホストクラブの方たちのお名前って雅なのが多い気がするのだが、なぜだろう?という疑問はおいておいて。
季語ではない・・・ともあれ春の薫りが楽しめる献立ということなと、春を先取りさせていただいた。
たとえば、春キャベツとベーコンのポタージュ
この若葉のような色のスープ、まさに春!やさしいお味で五臓六腑に染みわたる。
八寸にハッスルとくだらないことをいってすみませぬ。
葉唐辛子とクリームチーズがおいしすぎて、瓶詰にして持って帰りたかったほど。
季節の炊き込みご飯は桜海老たっぷりで、味もしみしみ。
まさに春薫る御献立。
風薫る5月にまた行きたい。
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