ドキュメント 小池百合子という人 (1)
小池百合子という人
2024年 小池百合子氏は、自信の学歴詐称がインターネット上にて大きく取りざたされている中、都知事三選を目指して立候補を表明した。
それに対して、小池氏の学歴詐称の手助けをしてしまったと公表した、都民ファーストの会元事務総長だった小島敏郎氏は小池氏の学歴詐称問題を6月18日に刑事告発をした。
かねてより小島氏は、もしも小池氏が都知事選に立候補をするのなら告発すると公言していたからだ。
検察に告訴状を提出されたことは小池氏も知っているはずだが、あえて知らないふりをしているのだろう。しかし彼女は怯えているにちがいない。
なにしろ事実を知っているのは彼女自身だからだ。彼女の記憶の中にあるものだから、他人をだませたとしても、自分は騙せないのは当然だ。
何故なら、彼女のこれまでの政治家としての歩みは、自分の実力だけでのし上がって来たもので無いからだ。
政治家の階段を上がるたびに、その時代のトップの男性政治家に寄り添い、アシストしながら足元を固めていき、側近としてより良い地位を得て来たのは明白である。この方法で階段を上って来たやり方は、今も一貫している。
何故なら、そこには小池百合子氏そのものの信念や知識や見識、というような精神性は頭の中には存在しているようには見えないからだ。権力者に合わせ、そして選挙民の耳触りの良いフレーズを口から吐き出しているだけにしか見えない。そしてそのことは自分が一番わかっていることだろう。
今から40年くらい前に竹村健一の世相講談というテレビ番組のアシスタンに登用された理由として、日本女性初のカイロ大学首席卒業という稀有な肩書をもっていた。そこが小池氏の政界への階段の第一歩だったのだ。
つづく