悪気のない正論を言って相手を追い込む人達
「子育ては楽しまないと」
夫の一族はそういう事を言うタイプです。
ごもっともですね。
理想ですね。
そうできたらいいですね。
でも、そう言う言葉が人を追い込む事があるということが理解出来ない人達。
口癖は一族揃って
「悪気があって言ってるんじゃないんだから」
「あなたの為を思って言ってるんだから」
相手がどう感じているかも考えない人に、
「あなたの為を思って」なんて言われたくない。
自分達は正しい、優しい、思いやりがある、人に感謝されることをしている、そう信じて疑わない。
こんな自分達の事を嫌う相手の方が人間としてどうかしてると思う人達。
自分が不快に思っても、
あの人達の言っている事は、
「悪気はないのだから」
「自分の為に言ってくれてるのだから」
と思わなきゃいけない。
そして感謝しないといけない。
それが出来ないとダメな人間だと責められる。
夫は、
まだ産後2ヶ月程でボロボロで疲弊していた私に、
「そんなに大変なら産まなきゃ良かったじゃん」
「自分が欲しいって言ったんでしょ」
「仕事から帰ってきてそんな機嫌の悪い顔見たくないんだけど」
「笑顔で明るく振る舞えないの?」
「俺は家で癒されたいんだよ」
「こんなんじゃ癒されないし帰ってきたくなくなる」
「もっと楽しそうに育児してくれよ」
全て正論かもしれませんね。
夫はそんな事を言ったことも忘れてますが、
間違った事は言ってないと思うし、
だから謝る気もないし、
もし傷ついていたんだとしても、
過ぎた事なんだから許してくれたっていいだろ。
という考えの人です。
相手を許せない人間こそが酷い人間だと。
この人と、この一族と、
わかり合う事は不可能だと諦めました。