泡を見る
あれから日々考えごとをしたり、体調が落ちてグッタリしていたり、布をひと柄染めたりしていたら、あっという間に3月に突入した。
目まぐるしく内面が変化して、いつも日記に心の変化を書き留めているのだけど、何だか追いつかないような書き留めきれないような感じだった。
そんな今朝。
朝目覚めた後は、心が無防備になっている。
なので、いろんなたくさんの気持ちや記憶の断片がブワーッと出ては混ざりあって、泡のように膨らんだりしぼんだりする。
発酵しているように。
寝ている間に多分たくさんの夢を見ていてその余韻も混ざっているのだと思う、日中の考えごとや思考では浮かんでこないものたちが、この時間は姿を現わす。
そしてだんだん意識がはっきりとしてくるにつれて泡たちがだんだん消えて、自分の思考がくっきりとしてくる。
その時の私の思考は、ほとんどの場合悲しかった過去を思い出してやるせなさや罪悪感を感じ、それを乗り越えようとフル回転を始める。
今朝もそうだった。
そしてフル回転をしている時に、何となくふと思いついた。
発酵の泡を感じるままに、外にブワーッと吐き出してみたらどうなのだろうかと。
「つぎからつぎへと泡だ、、」「蠢いてる、、」「青色の感じ、、」などイメージを感じて、表情に出したり、深く呼吸をしたりしたら外に出せるのではなかろうか。
思考に変わる前のそのままを感じるのが、大事な気がする。
なぜなら起きぬけの無防備なときに出てくるものは、純粋なものだと思うから。
ということで、明日の朝からやってみようと思う。
続けていくと何か変化があるかもしれない。
とても楽しみだ。