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【パリの無料の美術館】ロマン主義美術館に行ってみました!
こんにちは!ゆきです🌞
先週はパリのロマン主義美術館(Musée de la vie romantique)という所に行ってきました!
渡仏前から行きたい美術館リストを作っていたのですが、30個近い数になったので😅、週に1回は美術館に行こうと思っています💪
【パリの美術館】
パリは物価が高いとよく言われますが、素敵な公園や歴史的跡地、無料の美術館などお金をかけなくても学べて楽しめるアクティビティが沢山あると思います。
ちなみに毎月第一日曜日は、フランスの全ての美術館が入場無料になります(一部事前予約必須)!有名なルーブル美術館やオルセー美術館も無料になります。文化が全ての人に開かれているのが素敵ですよね。
私もすでに8月の第一日曜日に行く予定の美術館を予約したので、今から楽しみです🎶
【展示】
![](https://assets.st-note.com/img/1722621692638-g7M4DOxbZn.jpg?width=1200)
至る所に花が咲き乱れていて小さな楽園のようなこの美術館は、
ロマン主義の重要な画家の一人であるアリ・シェフェール(Ary Scheffer)の元アトリエ兼住居を改装したものだそうです。
こじんまりとしていて、1時間もあれば回れる大きさでした。
シェフェールはショパン、ジョルジュ・サンド、ドラクロワ、リストなどの錚々たる芸術家たちと親交があり、彼らもこの建物に足を運んでいたそうです。
想像するだけで胸が高鳴りますよね…!😳
展示は主にシェフェールの作品や、ジョルジュ・サンドの作品・所有品に関するものが多かったです。
その他にもドラクロワのデッサンや、ヴィクトル・ユーゴーの肖像画などロマン派に属する芸術家たちの展示もありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1722620138665-txp9mCUBvn.jpg?width=1200)
ショパンの恋人としても知られるジョルジュ・サンドは、当時の男性社会の中で成功するために、男装してジョルジュという男性のペンネームを使い、作家として名を馳せた独立心のある野心家でした。
ほぼ150年前の世界で、それがどれほどのことだったか現代の私にはとても想像に及ばないと思います。
美術館にはレストランも併設されていて、皆カフェしながら会話を楽しんでいました。
【アクセス】
ロマン主義博物館(は、パリ9区の赤い風車で有名なキャバレー「ムーラン・ルージュ」の近くにあります。
メトロ12番線のピガール駅(Pigalle)または2番線のブランシュ駅(Blanche)が最寄りです。
開館時間は火〜日の10時から18時までだそうです。
最新情報は公式HPをチェックしてみてください!
【おわりに】
ロマン主義美術館はルーブルやオルセーほど観光客も多くなく比較的空いており、花々も素敵で、カフェもあり落ち着いたところだったので、近くのエリアに行った際はまたふらっと気軽に寄れそうだと思いました。
そしてこの小さな美術館でさえ、多くの偉大な芸術家たちが存在していた足跡が感じられるパリって、やっぱりアートや歴史が好きな人にとっては宝島みたいだなと思いました。
帰ってから、改めて「ロマン主義」について考えていました。
私がここで短く偉そうに語れる立場じゃないですが、時代の新しい潮流に乗って、自分の感情に素直に、自分の理想を追い求める彼らの生き方そのものが la vie romantique だし、その人間らしさから生まれた表現だからこそ、世紀を超えて今でも多くの共感を得ているのだと改めて感じました。
そしてせっかくnoteに残そうと思っていたのに、今回帰ってきてから全然写真を撮っていなかったことに気がつきました…😭
まだまだ色々な美術館に行ってみる予定なので、次回はもう少し展示について詳しく写真とともに紹介しようと思います!
最後まで読んでいただきありがとうござました。
皆さんも良い1日を🌷