2024.8/15 今日の心理。

『はやい』

これが最後だと覚悟を決めて付き合って、
努力してきた。愛した。
電話越しの言葉ひとつであっさりと終わった。
6ヶ月。

無我夢中で自暴自棄ともいわれるような日々。
そんな中で出逢った。

互いの闇は深い。
いや、相手方の方が深い。
異性は勿論、まだ他人の心配なんてできるはずもないのに気を配ってきた。

それからはただ時間を共有した。心を共有した。
週に会う回数はどちらとも無く増える。
話した。ひたすら話をした。
互いの辛さ、悲しみ。
これまでの人生と今、そして夢。

( 過去にしたくなかった。
最後の人だと覚悟したからもう彼以外不必要。
彼以外のひとと向き合っていくことなんてできるわけがない。一度決めた覚悟をどう忘れろと...。
互いの想いがあるのに別れるだなんて死別と同じ。
そうだ、死別だ。)

私は死別にしていた。
私より重いものを背負ってきているのに
疑いもせず心配してくる彼に嘘がつけなくなってきた。
申し訳ない。私はなんて失礼な人間だ。

ほっとした様子。
変わらない口調、変わらない接し方。

「よくないけど、よかった。何も悪くないよ。」

嬉しかった。少しずつ溢れてきた。
ずっと泣けなかった、彼に出会わなければ。

恋とは恐ろしい。
別れてからあんな風に思っていても、
男という者が吐き気するほど嫌いでも
落ちるときは落ちる。

でもこのパターンはお決まり過ぎだ。
弱いときに落ちるのは好きじゃない。

でも知りたくなった彼を。
限られた時間で少しでも。
今度は私が助けたい。
いろんな感情が込み上げてきた。

ここまでこれたのは誰にどう説明しても
誰にも理解されないであろう、
"ふたりだけの物語" がある。

「もっと早く出逢いたかった」
彼は何度もそう口にするけど、
今日出逢えたからこその私たちがいるのだと思う。

今から2ヶ月半前までは
自分の生涯、全て捧げる覚悟で付き合ってきたひとがいるというのに既に恋に落ちてるなど
たしかに、『はやい』

それでもこの2ヶ月半わたしたちは
互いの心を、全てを共有してきた。

短編映画にでもしたら理解してもらえるぐらいになるだろうか。

わかってほしい。
前も今も、そんな軽く向き合ってはいない。


貴方は言ったよね。
「辛いだろうけど、お互い前に進もうね。」
「幸せになってね。」って。

幸せになりますよ。
『はやい』だなんて悪口言わないでよね。

貴方が言ったんだよ。

" 言葉に責任をもちなさい " ってね。




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