2025年1月の好奇心
毎月約3千円($20)を、好奇心を満たすもしくは湧き上がらせるような事に使う試み、好奇心予算。
今月はご飯を食べながら観られる映画館に来ました！
お散歩の通り道にあってずっと気にはなってたんだけど、映画は会員登録してるシネコンに行ってしまって中々機会を見付けられなかったので、好奇心予算のこのタイミングで真相に迫ります！
訪れたのは、LOOK Dine-in Cinemaというニューヨーク以外にもカリフォルニアやテキサス等全米5つの州に10店舗ある映画館
Photo: Phil O'Brien
利用の仕方は至って簡単で、普通にオンラインで観たい映画のチケットを購入し、当日席から食事をオーダーするだけ。
しかし、注目して欲しいのはホームページの利用案内に書かれたこちらの文字。
ニンジャサービス！！！
まさか中腰でシュタタタ！！みたいな感じなのだろうか？
楽しみがすぎる。
衣装は…忍者じゃないな
テーブルある分ゆったり
食べ物はバーガーやサラダ、ポテト、チキンなどのファーストフード的なラインナップ。
飲み物はソフトドリンクに加えてアルコールやカクテルまである。
ドリンクはオーダー時にまとめて注文して何分おきに持ってくるか指定できるし、事前にまとめて注文しなくても上映中いつでもスマホから追加オーダー出来る。
飲めないかもしれない緊張感ある
問題のニンジャサービスですが、中腰でシュタタタ！でも特段素早い訳でもなく、普通に静かにサービングしてくれるだけでした。
今回は一番前の席だったので前の人の追加注文や配膳をしていたかどうか見えなかったのもあり、人の出入りや食事の音は全く気にならなかった。でも人が前に居たらやはりスマホのライトや出入りは気になっちゃうと思うので、次も前の席がいいな。
個人的には、よほど集中して観たい作品でなければ全然アリ。特に仕事帰りに食事しながら映画も観られて丁度いいから活用していきたい。問題は上映作品が限られてる事くらいかな。
今回のチケット代は$14で普通のシネコンで観るより安かった。年パスが$99なので年間8本観れば元が取れる計算か。わりと家からも近いので、年パス買っちゃうか悩む。
<余談>
今回観たのは、年下ボーイとオフィスラブするニコールキッドマンの映画。
生意気なガキに命令されるがままになってるニコールキッドマン！！！
一般的なSMのイメージとして浮かぶ肉体的な危害を加えるものではなく、精神的な支配と服従のパワーバランスの揺れ動きが描かれていているからこそ、他人が覗き見てはいけないものを見ちゃってる感がとてもえっち。
人とは少し違う性的嗜好をパートナーに言えない苦悩とかも描かれてて、ただのえっちなニコールキッドマンが観られる映画だけじゃないのがA24。
バーガーを食べながら観る映画ではなかった事は確かだけど、面白かった。
これから観る人はぜひドリンクは牛乳で。