#編集者のつどい で見えた「編集」の可能性
2019年も上半期が終了。早いですね…。
私はというと、小1の壁に押しつぶされそうになりながらも、今後自分がどの道をどう歩んで行きたいかに向き合った半年間だったように思います。
実は先日、こんなイベントに参加していました(といってもTwitter実況しまくっていたのだけど)。編集者として三人三様、第一線を走るお三方のお話は、目から鱗というより、うんうんと頷けるものばかりで。
「編集の仕事が好き」と言っておきながら、大して誇れるキャリアがあるわけでもない私。でも、このお三方の話に深く共感できるってことは、とりあえず編集者として着実にキャリアを詰めているのだと自信をもらえた機会でもありました。
イベントレポートは先にアップしてくださった方がいらっしゃるので、私はこれに参加してこの1週間考えていたことをつらつらと書き出そうと思います。
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私は、編集者と言いつつ、世の著名な編集者さんのように紙媒体での経験はない。Webメディアをゼロから月間何万PVとかに育てあげた経験があるわけでもない。
「編集でこの先ずっと食べていくのは難しいだろうな」って頭の片隅で思っていました。
だから今は、企業のマーケティング支援が本業で、編集の仕事は副業で。
マーケの仕事も楽しんでいるけど、編集が自分の仕事の真ん中に来ないことに寂しさやもどかしさも感じて、この先進むべき道に悶々としているタイミングでもありました。
編集とは、人と情報があるところに必要なスキル。イベント会議も全部編集だと思ってる。でも自分は出自が出版なので、文字や言葉の力をすごく信じてる。
とは、柴田さん。
そうか、媒体に限定しなくてもいいし、言葉を使うことだけが編集じゃないんだ。
経営者とのディスカッションパートナーとして、言語化や社内外への発信を手伝う仕事が増えてきている。
とは長谷川さん。本業のマーケ支援でもまさに、経営者やそれに近い立場の方とお話しして、ブランドや商品をどう伝えていくかを考える機会が多くて。
マーケティング支援ってまさに編集ですよね!
懇親会で軽く自己紹介をすると、こんな言葉を複数人から投げかけられて。ああ、今私が会社で1日の1/3を費やしてる仕事もまた「編集」のひとつなんだ——と。
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#編集者のつどい で見聞きした、「編集」の可能性。
範囲を限定せず目の前の仕事を頑張ることこそが「編集者」としてレベルアップしていくことにもつながるんだと、すとんと腹に落ちる感覚がありました。
そういえば、数年前から興味があったファシリテーションや、最近興味を持ち始めたグラフィックレコーディング。限られた時間の中でやみくもに手を出すのは虻蜂取らずになりそうと一歩踏み出せずにいたけど、機会をみてチャレンジしてみても良いのかも。
自分の中で進むべき方向がしっかりと見えたので、下半期は本気出すぞ〜!本も読みたいし、今の仕事で結果も出したい。貪欲に頑張りたい。
そう思わせてくれる、元気の出るイベントでした。