仕事をそつなくこなすための3つのポイントで学ぶビジネススキル〜導入編〜
はじめに
仕事に不安を感じるあなたに足りないものはビジネススキルかもしれません。
このシリーズでは、仕事をそつなくこなすために必要なビジネススキルを体系化し、それぞれのビジネススキルを向上させるコツをそれぞれ3つのポイントに絞って解説していきます。
この記事では、そのための前提となる仕事の仕組みやビジネススキルの種類について整理します。
なぜ3つのポイントなのか
・3つのポイントをつかめば標準以上のスキルを身につけることが可能
・同時に意識できることはせいぜい3つ
・基本をかためれば、応用も身につきやすい
どのような人に読んでもらいたいか
・仕事がうまくいっていないと感じている人
・自分にスキルが不足していると感じている人
・何から学んでいいか分からない人
読む必要がない人
・仕事がうまくいっている人
・十分なビジネススキルを持っている人
・学びたい事が明確な人
仕事の仕組み
仕事はすべて、以下の3つで成り立っています。
① インプット(集める、受け取る)
② 加工(考える、処理する)
③ アウトプット(伝える、渡す)
例えば、経費精算だと、
<営業担当者>
領収書を受け取る(インプット)
→経費帳票を作成する(加工)
→経理担当者に経費帳票を渡す(アウトプット)
<経理担当者>
営業担当者から経費帳票を受け取る(インプット)
→システムに入力する(加工)
→データ送信する(アウトプット)
具体的な流れは会社によりますが、このような流れが繰り返され、最終的には銀行から本人の口座に入金(アウトプット)されます。
また、クライアントへの提案だと以下の流れになります。
<営業担当者>
クライアントからニーズをヒアリング+必要な情報を調査(インプット)
→提案内容を考える(加工)
→資料を作成する+プレゼンする(アウトプット)
このように、仕事の一連の流れは①インプット、②加工、③アウトプットで成り立っています。
これはシンプルな仕組みですが、仕事を進める上で非常に重要なことなので、頭の片隅に置いていただければと思います。
ビジネススキルの種類
ビジネススキルも、以下の通り、①インプット、②加工、③アウトプットの3つで整理する事ができます。
① インプット
・インタビュースキル(=人から情報を集める技術)
・リサーチスキル(=文書・データベースから情報を集める技術)
② 加工
・ロジカルシンキング(考える技術)
・事務スキル(処理する技術)
③ アウトプット
・ドキュメンテーションスキル(書く技術)
・プレゼンテーションスキル(話す技術)
多かれ少なかれ、ほとんどの仕事でこれらのビジネススキルは必要となりますので、これらのスキルを高める事が、仕事をそつなくこなす上で重要となります。
おわりに
「仕事をそつなくこなしたい人のための3つのポイントで学ぶビジネススキル〜導入編〜」は以上です。
次回以降の記事では、それぞれのビジネススキルを向上させるためのコツを3つのポイントにまとめて解説していきます。
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