介護職員が親の介護で仕事を辞める?!⑤
私は、スーパーバイザーと本部長に、退職の旨を申し出た。
せっかくここまでやってきたんだから、何かの形で残った方がいいと、だいぶ色々な提案をして下さったが、家庭を大切にしたいという私の気持ちを最終的には尊重して下さった。
…また、やれるようになればやればいい。
どこのフィールドであっても、どの介護職種であっても、やれる自負はある。
色々やってきたんだもの。(←みつを風味w)
ただ、親の介護をしながら仕事も介護は、家族の立場で考えると、色々思う所もあり…。
不器用な私は、きっと仕事に支障をきたす気がしたので、父と姑の両方が一段落するまでは、介護と関係ない仕事をしようと決めていた。
実際、コールセンターのオペレーターも
学童の事務局の管理職も
介護職よりも勿論給料は格段に良かった。
その分、違う大変さは勿論あったが、何かと学ぶものが多かった。
地頭を養う事こそが、私の目的。
逆に、この期間があったからこそ、またまた介護に戻ろうとも思えた。
学童の事務局長をして数ヶ月。
またまた、それまで一旦おとなしくなっていた姑が行方不明の大事件を起こす。
…翌朝、彼女は自宅から3キロほど離れた
うちの庭に似てる、全く知らないよその家の草引きをしている所を発見された。
靴は無く裸足、頭からは流血していた。
⑥へ続く