【ストリートダンス】「嫌い」という感性を否定しないであげて欲しい

「嫌い」ってネガティブワードだから、否定されがち。
でも、個人の感性がかなり重要なファクターを努めるストリートダンスにおいては、「嫌い」もまた大切にすべきだと思うよ。

「この振付け、嫌い」「あの人の踊り方、嫌いだな」こういう感情は、個人の感性によるものだからさ。
それがあなたの唯一無二のダンスへと繋がる感性になっていくはず。
負の感情を責めないであげてくれ。


本当にこれを伝えたいのは、ダンス教室に子供を通わせている親の皆さんなんだけどね。
「先生のダンスが絶対だ」
「有名なダンサーの踊り方は正しいから、否定してはいけない」
「あの人の踊りを目指しなさい」
「他人の踊りを嫌いだと感じるのは間違っている」
そんな風に思ったり、我が子に言い聞かせたりしてないでしょうか?

自分の「嫌い」を知ることは、自分の好きをより鮮明にする要素になりうると思う。
しかもネガティブな感情から生まれる芸術が美しかったりするんだよね。
芸術とスポーツの中間みたいな感じだから難しいよ、ダンスは。


ここからは体験談。
大学から始めたストリートダンス、ハウスを主体に結構真面目にサークル活動に取り組んでいた。
で、ハウスで有名な人のワークショップがあるよーってなったら参加してたんだけど、その時に感じたんだよね。
「(この人のハウス、僕の思うカッコいいと違うな…なんなら嫌いまである)」
そう感じた時、僕は「自分の思うカッコいいハウス」が鮮明になった。
僕って素早いステップが多いやつより、ゆったりグルーブで魅せる方が好きだったんだなーってね。


なんかいろいろ言ったけど、つまりは自由にやってくれってことだ。
思うままにやってくれればそれが一番健全だし美しいよ。
僕は自由な君を評価する。

そんな感じでした。
じゃまた。


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