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恋について

最近、恋が一つ終わった。
短い恋だったけどその期間はときめいたしワクワクした。
希望が目の前に広がっている感覚がとても楽しかった。

でもその恋はあっけなく終わった。

ちなみにその恋の相手は人ではない。
人間はありとあらゆるものに恋をする生き物だ(と私は思っている)。
辞書によれば「恋」とは特定の人を思い慕う気持ち。
一般的に対象は人だけど、個人的には人以外の対象物にも恋をしてもいいではないかと思う次第。

ともあれ、私の短い恋、人ではない対象物との恋は終わった。
要するに失恋。

失恋の感情は対象物が人であろうとなかろうと似たようなもの。
悲しみ、落ち込み、相手を恨む気持ち、その一方で自己否定、、と、様々なネガティブ感情が駆け抜ける。

恋は「相手を思っているだけで幸せ」とはならないのが辛いところ。
相手と心通じ合い、そこから生まれる新たな感情や出来事を共有することが幸せ。
一方で相手から自分が選ばれない、またはもう必要ないとの判断がくだされるという残酷。
恋はキラキラしているばかりではないのだ。

とはいえ時間が経てば失恋の苦しみは消え去る。
時間とはなんと偉大であることよ。
そして偉大な時間に助けられ、いつしか相手の幸せを願えるようになる。
そのための必要条件は自分も幸せであることだ。それが望ましい。


人生は出会いと別れの繰り返し。
はっきり「別れ」であると意識しなくても、いつかまた会えると思っていても二度と会うことのない人はたくさんいる。

だからこそ、別れ、または恋が終わったことを認識できることはある意味幸せな状況なのではないかとも思う。
何より気持ちに区切りをつけることができる。
それは前に進めるということ。

だから前に進もうと思う。

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