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大雪のあと

新年明けて、一月も下旬。
光陰矢の如し。

大雪の翌朝、子供のようにワクワクして外に出た。
雪合戦をしている若者や雪だるまを作っている親子など、東京では珍しい積雪を楽しむ人数多。朝の日差しの下平和で暖かな光景。
こういう風景や雰囲気を心から楽しめる今の生活は好き。

さて、年明けて各種新年会も大方終了。バタバタと動いている。と言っても昨年度に引き続きイベントに出かけたり人に会ったりNPOなどのボランティア活動に参加したり、プログラミング(オンラインスクール)の課題をこなしたり、そして今後の準備をしたりと、特段目新しいことをしている訳ではないけれど。

そんな中で「働くこと」について考える日々。そろそろ自分が会社員であったことも忘れそうな今日この頃だが、自分が「したいこと」と「できること」についてより掘り下げて考える。もっと言えば、どう生きるかというところに行き着くのだが。

昔からの癖だが、「やりたいこと」より「やりたくないこと」の方がすぐに頭に浮かぶ。やりたいことはもちろんあるのだが、それに対してなぜか引っ込み思案になりがち。なんだろう?この思考回路。自信のなさの裏返しなのかな。

ともあれ、やりたくないことが明確というのはなかなか便利。やりたくないことを排除さえできれば快適な生活に近づくこと間違いなし。どうすればそれをやらなくて済むかと考えるのは目的が明確だし、排除後の生活が想像しやすくやりやすい。

でも、それだけでは何かが足りない。
やりたくないことを突き詰めるということは、色のあったものを白または無色に近づけるような感じ。消去作業ゆえに致し方ない。
一方で、生きる喜びとは、自分の好きな色を追求し続けることなのではないか。「やりたいこと」を実現する=行動・創造こそが生きる活力になる。未知だからこそ面白い。


言いたいことはわりとハッキリ口に出すタイプにもかかわらず、大切なこと(自分が大切にしていることや心からの欲望)に関しては常に臆病で、それを表に出すことが昔から下手。でも、遠くから見ていた日々はもう終わりにしたい。

そして、少しづつでも実際に行動してみると、色々なことが見えてくる。
制約がないって素晴らしい。そしてそれは同時にほっておけば流されてしまう危険をはらむ。とは言ってもやって見なければわからない。それだけは確か。
時間は有限。ダラダラしたくない。


ところで、道に積もった雪は道路端に追いやられ真白で美しかった姿は跡形もない。雪翌朝の銀世界は綺麗だったな。。と深々と降った雪はすでに思い出モード。

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