
89.学校の決まりに物申す
学校は集団生活を学ぶうえで規則や規律を重じる場所でもあり、それを指導する場所でもあります。
しかし時に、
「この決まり事って意味ある??」
「生徒にとっても、教員にとってもストレスじゃん!?」
と思えるような決まりも存在します。今回はその学校の決まりに物申して行きます。
授業開始・終了の挨拶
授業開始の挨拶でよくありがちなのが、以下の例です。
3秒礼ができていないとだめ
3秒礼を重んじている学校は多いです。しかも揃っていないとやり直し。
社会に出て3秒礼をしたことがありません。これを徹底的にやらせたところで意味なんてあるのでしょうか?
特に授業終了時なんて生徒は早く休み時間に入りたいものです。故に3秒礼ができない時もあります。それなのに何度もやり直しをさせると生徒も教員もストレスになる取り組みです。
声が揃ってないとだめ
3秒礼と同様、声が揃っていないとやり直し。そんな毎授業揃えられるはずがありません。これも何度もやり直しさせるのはストレスです。
動いたらダメ
号令がかかっているのに、動いている生徒がいるとずーーーーーーーと授業開始・終了の挨拶ができません。
特に授業終了時はまだノートとっている生徒、机周りを片付けている生徒がいるので終了の挨拶ができない状態となります。
私個人的には、少々動いていても授業終了の挨拶ができて入ればOKにしています。ノートをとっているのに手を止めるとなると効率も悪いですよね。
学校の先生は揃っていないとだめ、動いたらだめと号令に力をそそぎすぎているように感じます。メインは授業の中身なので号令が少々できていないことには目をつぶりましょう。
そうした方が、お互いノンストレスです。
授業中に水を飲んだらだめ
マナー的に授業中に水を飲んだらだめなのはわかりますが、コロナ禍ということもあり、夏でも窓を開ける、マスクをしている状態なので喉が渇きます。
状況に応じて水を飲ませても良いのではないでしょうか?特に教員側はマスクをしながら喋るので特に喉が渇きます。連続して授業をするとなると喉が乾いて、声がひっくり返ります(私だけかな?よく声がひっくり返ります)。
教員自身の首を締めている取り組みとなっている決まり事なので、臨機応変に生徒にも水を飲ませてあげたいものです。
朝読書
これは教員からも批判の声が多い取り組み朝読書。
問題点
図書館の本のみ読んで良い
まず図書館に興味がある本が無い生徒はどうしたら良いのでしょう?全校生徒が朝読書のために本を借りるとなると、余計に借りたい本が厳選されてしまいます。家から持ってきた本でも良いのではないでしょうか?
漫画、図鑑はだめ
漫画でも歴史に関するジャンルであれば効率的に学べます。漫画で歴史を覚えた人も少なくないはず(私もその1人です)。生徒の学習する機会を奪っている。
図鑑は学べることは多いはずなのに、読んだらダメな理由がわかりません。ジャンルの幅を広げて、読ませたいものです。
読んでいない生徒がいるとペナルティ
読んでいない生徒がいると人数に応じてペナルティがあります。まず本を読んでいる、読んでいないをどう評価するのでしょう?
本を読んだふりをしていてもOK??評価基準がよくわからないまま図書委員の生徒に評価されます。
本を読んでいない生徒がいたら、連帯責任って時代に合っていない取り組みです。
「本を読みましょう」くらいのゆるい設定で読まなくてもペナルティ無しの方がいいです。
決まり事を作ると
決まり事があるということは、できていなければ教員が注意しないといけません。意味があることならいいですが、徹底して指導したところで効果が薄いものもあります。
守らせることに必死になり、生徒にとっても教員にとってもストレスに感じる決まり事も沢山あるでしょう。
いっそのことそんな決まり事をなくして見ると、案外ノンストレスになるかもしれません。
私の考えに共感してくれる人がいてくれたら嬉しいです。