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特別扱いというサービス
先日、母と赤坂にある焼肉屋「天壇」に行ってきました。
ここの「ミルフィーユ焼肉」が好きで、たま〜に行くお店です。
この日は赤ちゃんもいたので個室を予約していたのですが、そこで食事をしていると、少ししてからお店の店長らしき人がやってきて→
「◯◯様いつもありがとうございます。本日いい肉が入りましたので、こちらの“ 肉寿司 ”をご賞味頂きたいと思いお持ちしました」
と、人数分の肉のお寿司をサービスしてくれました。
少し会話(この会話も、よくそんなこと覚えてたなぁ…という内容でした)した後にその店長が部屋を出ると、母が「あんたこの店のお得意さんなんだね」と感心しています。
しかし、実際には俺は年に2〜3回しかこの店を利用していません。
でも、この店長のサービスで俺は得意げな気持ちになり、母も「いい店やね」と喜んでいるわけです。
(これなら顔が立つな…なんかの時はこの店も候補に入れておこう)
と思いました。
これ、とても大事ですね。
正直、ここでの「肉寿司」が嬉しかったのではなく「いつもご利用ありがとうございます」というお店の「歓迎の気持ち」と「特別扱いされた感」が嬉しかったのです。
要するに「あなたは特別なお客様です」というサービスを受けたのです。
これ、スーパー大切でウルトラ効果的なサービスですよ。
実行するには「顧客名簿」は欠かせません。
予約の際に「名前」と「電話番号」で個人の確認ができれば、事前にサービスもそのタイミングも考えておけます。
名簿には「お客様の特徴」や「嗜好」「お仕事」「喫煙の有無」など、会話から拾えた情報が沢山あるといいですね。
2回目ご来店のお客様へ「◯◯さん先日はありがとうございました!」とお名前を呼んでお声掛けしてますか?
人は「歓迎」されたり「特別扱い」されると嬉しいものです。
そして、その背景には「覚えてくれている」という嬉しさがあります。
嬉しい気持ちは、そのお店への「好意」に変わります。
『自店舗を知り、お客様を知れば、百店舗も殆うからず』です。笑
必ず実践できるように『特別扱い』をしっかり検討してみて下さい。