伝えるコツは?
誰もが知ってる「ジャパネットたかた」の高田明 前社長。
なぜ、あの人の話はあんなに引き込まれてしまうのでしょうか。
少しなまりのある話し方も誠実そうな人柄が伝わってきます。
普段は特に欲しくないデジカメも、あの人が話すとチョット欲しくなりますもんね〜
もちろん安さもウリですが、あのトークに妙に引き込まれてしまいます。
その高田社長いわく「伝えたい事と、知りたい事は違う場合が多い」とのこと。
例えば「綺麗な女性がいます」と言われても魅力はさほど伝わりません。
それより「ハーフ美人」とか、何なら「Gカップスタイル抜群の」とか言われた方が、その需要にグサッと刺さりやすいのです。
以下は高田社長の言葉→
例えばデジタルカメラのカタログには、大抵が最初に画質やズーム機能やSNSとの連動機能などが書かれているでしょう?
でも、消費者から見たらそれが一番の魅力ではない場合があるんです。
以前、カタログの端にあった「スローモーションが撮れる」という部分に着目しました。
そこで、ワンちゃんが走っているところや、運動会で子供がテープを切る瞬間のスローモーションを実際に撮って、テレビショッピングで流したらどうなったと思いますか?
圧倒的な売り上げになりました。
ですから、メーカーさんの意向も大事にはしますけども、自分が魅力に感じた使い方を、自信を持ってお伝えするようにしています。
「デジカメ」が欲しい→《ニーズ》
「子供のゴールした瞬間を正確にドラマティックに撮りたい」→《ウォンツ》
これなんです!
「欲しい」けど何となく買わない人の背中をあとひと押しできる強烈なメッセージ!
ターゲットへ向けたウォンツへの訴えかけが抜群だと思いませんか?
この「消費者目線」からのウォンツの掘り起こしと心に刺さるトークがジャパネットの強さの一角を担っているのです。
そこにたたみかけるように
・古くなったモノを下取り!
・送料負担(無料と言わないところが)
・さらにこれもお付けして!
・お値段◯◯を切りました!
・人気なのでコールセンターの人員を増やしてお待ちしてます!
…と追い撃ちのマシンガン!
これなら迷っていた人は買いたくなってしまいますよね。
あなたの店舗は消費者のウォンツに届くメッセージを発していますか?
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