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残暑お見舞い申し上げます。
もうすぐ高校野球も終わります。
さすがにお盆を過ぎてほんの少しは気温が下がってきた? と感じます。
先日、このようなお知らせをいただきました。
読んでくださった方々、本当にありがとうございます。
ギターとトミーについていろいろな記事を読んでいると、もうトミーがギターになりかわって語っているような気がしてきます。
トミーが残した所感はすべてのギターを愛する人に有益な情報だと思いますので、今回も引用させていただきます。
大のクラプトンファンであるトミーは、所有するストラトキャスターにレイラという愛称をつけていました。
そして、上の記述には、トミーの手による1954年オリジナルストラトキャスターのイラストが添えられており、特記事項として
・ヘッドの形が小さい
・Fenderの字体がちがう
・Patent No.がはいっていない
・ボディのあつみとカットが少々ちがう
・ピックガードのネジの数が少い
・色はブラックイエローサンバースト(赤のはいっていないサンバースト)
と書いてあります。
調べたところ、フェンダー社製のギターにパテント(特許権)ナンバーが入り始めたのは、1961年からでした。
また、「赤の入っていないサンバースト」という表現に高い美意識を感じます。
色って本当に微妙ですよね。
私は昔、レコード会社に勤めていて、商品パッケージや販促チラシの版下をしていました。
そのとき「色校(いろこう)」といって、色味を見て校正をする=デザイン会社に色の調整をお願いする作業をやっていたのです。
そこで知ったのが、きれいな色、上品な色というのは価格が高いということです。
いいものというのは、値段もいいのです。
音ばかりではなく、色や形の違いまで見てとっているトミー。
やはりすごい人です。
(つづく)