(約5分で読めます) 皆さん、中秋の名月はご覧になりましたか? 当日は残念ながらちょっと雲がかかっていました。 この季節はしばらく月が驚くほど明るいので、仕事の帰りに電車の窓から見るのが楽しみです。
前々回、トミーの手記から『一人で行くさ』がエリック・クラプトンの『Easy Now』の影響下にあると判明したことを書きました。 GAROの曲には洋楽にインスパイアされたものが数多くあります。 『たんぽぽ』はドノヴァンの『ラレーニア』。 『涙はいらない』はビージーズの『メロディ・フェア』だそうです。 ……そうですかね? 個人的にはそんなに似てるとは思いません。
『ビートルズはもう聞かない』のアウトロにはビートルズの『She Loves You』の一節が入っています。 マークfromGAROの『四つ葉のクローバー』では、ギターで『And I Love Her』の一節が弾かれています。 私はこれまで洋楽をほとんど聴いてこなかったので、元ネタがわかっても「あ! そうか!」とはならず、新しい音楽を知って驚くばかりです。
マークのBlogには「今週の一曲」という項目があります。 それを読んでいると、とてもたくさんの洋楽について書かれています。
今日の「今週の一曲」はロッド・スチュワートの「マギーメイ」です この曲はトミーが ガロ で演ろー! 演ろー! と言っていて結局演らなかった曲でした… いつかliveで演って見たいです
2014.03.09.Sun|今週の一曲 ガロ結成以前&ヘアー終了後… その谷間の季節、トミーとマークは港区麻布にある「ジョワ」と言う小さな店で毎晩弾き語りのアルバイトをしていました その時によく歌っていたこの曲 想い返すと…この曲が一番「チップ」が飛んでくる率が高かったような気がします(笑) 金額? だいたい「一万円」でした あは! そして…終わったあと トミーと 二人で仲良く分け合ったものです(笑)(^^) 前置きが長くなってしまいましたが… 今日の「今週の一曲」はサイモン&ガーファンクルの「スカボローフェア」です S&Gも素晴らしいですけど T&Mもなかなかでしたよー!(^^)
2013.07.14.Sun|今週の一曲 今日はクラプトンの「レイラ」です クラプトン&トミー…どうしても イメージ が結びついてしまいます マークはどちらかと言えばジミヘン派でした(笑) 二人ともギンギンのロック少年だったのに… のちに フォークと呼ばれてしまいました(笑) 聴きましょうエリッククラプトン「レイラ」
2013.06.23.Sun|今週の一曲 ガロ2でイアン・マシューズ・コムフォートのウッド・ストックにするかマイ・レディにするか皆でもめたのですが、結局マイ・レディをトミーが歌う事に決まりました
2012.05.27.Sun|今週の一曲 或る日のこと… とある地方都市のコンサート会場の控室で…『この曲』を弾いて歌っていると陽水がのこのこっとやって来て…一緒に歌い始めたのです(笑) ちなみに控室は畳部屋…よってあぐらをかけないマークは横座り状態でギターを抱えて…!(笑) 途中のオーケストラレーションが素晴らしく文字通り「夢の世界に」マークを誘(いざな)うのでした… 後半のサビ・パートはもちろんマークが上(笑)陽水が下でした(^^) 後半部分… 『この曲』の最高潮!部分「わーー!!」っと叫ぶところに来ると… 解ってるね!? ここが『この曲』の勝負所だよ!! っと言わんばかりに目を大きく見開き…大きく縦に首を振って「マーク! いくよー!」っと陽水 歌終わって… 「マーク!いいね!凄いね!」と言う言葉が陽水の口から発せられたのを憶えています(笑) ふと…今から思うと… 『この曲』を最初から最後まで歌い切る人は果たしていたのかな??…って 陽水&マークだけだったんじゃ無いのかな…? なんて思っちゃったりしちゃってます…(^^) 聴いてください 「今週の一曲」 ボール・マッカートニー/アルバム「ラム」より『バック・シート・オブ・マイ・カー』
2013.03.10.Sun|今週の一曲 井上陽水とマークのデュエット! なぜ控室。なぜ観客の前でやらなかったのか。もったいない。
アルバム『CIRCUS』収録の、GARO唯一のインストゥルメンタル曲『綱渡り』については、
ピーター・フランプトン&ジェネシスを忘れてました トミーが→ピーター・フランプトンの所属していたザ・ハードの「二人だけの誓い」いいよね……って言ってました… ♪ー♪ 教会音楽を連想させるそのメロディー……よく憶えてます……でもトミーが口ずさむそのメロディーを聴いただけで「実物」は聴いたことは有りませんでした 今日初めて聴きました… でもそれは「二人だけの誓い」ではなく「フロム・ザ・アンダーワールド」でした… 「綱渡り」は素晴らしい曲です… 何でこんな曲作れるんだろう… 当時そう思ってました 曲を「参考にする」&「真似る」はいろいろあります それはそのアーティストに対するリスペクトであり、憧れでもあるんです マークも様々な曲を真似て来ました オーバーに言うと、そのアーティストの魂を受け継ぐ…音楽的な思想を受け継ぐ…と言ったようなものなんです… この事はかつてジョン・レノンも同じ事を言ってますね 今「綱渡り」をピーター・フランプトンに聴かせたら…何て言うだろう…
2012.06.17.Sun|今週の一曲 これは確かに似ていると思いました。 『From The Underworld』はギリシャ神話のオルフェウスとエウリュディケーのことを歌っているんですね。 一方、『綱渡り』には歌詞がなく、サーカスという枠組みの中に入れられた曲なので、後半に入るコーラスが命がけの綱渡りに対する賛歌、鎮魂歌という感じに聞こえます。 ですから印象がかなり違っていて、トミーのオリジナルになっていると思います。
アルバム『三叉路』収録のマークの曲『夜間飛行機』には「サスティーンの効いたツインギター」が入っています。 これはクイーン、ブライアン・メイへのオマージュだそうです。 サスティーン。知らなかった用語です。 サスティーンとは、音の発生後、音が途切れるまでの余韻を意味する。 「音の保持(サスティン)」をオン/オフするサスティンペダルというものがあり、これはピアノのダンバー・ペダルの機能を電子楽器に応用したものと考えられる。(音楽用語辞典より)
サスティンペダル。ギター、ベース、キーボード、シンセサイザーetc... などで使用可能 (つづく) (文中敬称略)