愛知県、弥富市の生徒同士の殺害事件について。昨今の子供の自殺についても、それは全て、その子の親が悪い。との先生の見解。
初めて速報でニュースを見た時、怖さと驚きしかなかったです。
そして、肝臓を貫通してしまうほどの殺意。
教室の現場を想像するだけで、手から汗が出てきます。
私には、過去の経験から、色々な思いがありますが、それはまた今度書きます。
今日私がお話したいのは、私の主治医の見解について。
私の主治医に金曜日このお話をしたところ、先生はまだ知りませんでした。
詳細を伝えたら、先生も、難しい顔つきになり、深いため息をついていました。
先生の見解は、こうです。
「きっと、よほどの嫌なことが、この加害者の子にはあったんだね…。とてもよくないことが重なって溜まっていた。
私が毎回思うのは、
生徒の自殺の事件もそうだけど、毎回、吐き気と寒気と憤りを感じる言葉は、
被害者の親が、いじめていた加害者の生徒や親、状況を把握していなかった学校の先生たちを、「絶対に許さない。」という言葉。
それは絶対に違う。
大間違い。
一番許しちゃいけないのは、被害者の親、あんただよ。って。
子供たちが、自殺するほどにまで、自分一人で悩みを抱え込まないといけない環境にいさせた、一番最後の責任者は、あなた、親。それ以外何もない。
子供たちが、自分の親にだけは、真実や悩みを打ち明けられることができていたら、子供たちは、自殺することなどに追い込まれない。
親が、いつでもあなたのことを受け入れている、なんでも話も聞くよ、という雰囲気や家庭環境を整えていないから、子供は言えず終い。家庭環境に余裕がなかったり、毎日子供を怒ってばっかりいて、子供が親に心を開かなくて、相談できない気持ちにさせている、それが一番いけない。
(先生は、私のことも例にだして、「あなたもそうだったでしょ?両親が。だから、その気持ちは絶対に共感できると思うよ。」と。その通りだと思った。)
だから、子供の関連する事件の一番の責任者は、
その子の親。
ということ。
私は親になったことがないので、何も言えませんが。
今回の事件も、加害者の子の親が、その子の気持ちを聞いてあげられていたら、この事件は起きなかったかもしれない…。加害者の子も、13歳という若さで、殺人犯になどならずに済んだかもしれない…。と思うと、、私はとても切ない…。
被害者の子の親については、どうしたらよかったか、ということは、私はよくわからない。頭もよく、生徒会もするほど明るく活発な子だったみたいなので、日々の悩みとかに気付きにくいかもしれない…とか…。
でも、私もその子と同じタイプだったので、やはり、親には、子供の見えない心の叫びというのは、気づいて欲しい、、に尽きる。
とにかく、自分の周りのいろんな人に、耳を傾けられる、話を聴いてあげられる人にならないといけないな、そう思った。
先生から、また学びを得た。