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春になると思い出す言葉
「何ごとも身につけるにはそれなりの努力が必要です」
そんなことは誰もが頭ではわかっていると思います。
かく言う私も頭ではわかっているのですが、腰が重くなる瞬間があるのも正直なところだったりします。
春になり新入社員の希望に溢れた顔を見るといつも思い出すのは、
私の初めての上司に笑顔で言われた一言です。
私は上司に尋ねたことがあります。
「どれぐらい授業数をこなせば一人前になれますかね?」と。
彼女はそれに対して、あっけらかんとこう言ったのです。
「10000時間。これでやっと守破離の守を卒業かな。」
つまり、10000時間やって初めてプロとしてのスタートラインに立てると、
それは綺麗な笑顔で言い切ったのです。
量質転化
量をこなさないと質は上がってこないということを聞いたことはあるでしょうか。
それは、量が質に転換するからです。
多くの仕事をこなして経験を積んでいけば、自然と仕事の質が上がっていきます。
「若い時の苦労は、買ってでもしろ」と言われるのはそのせいかもしれません。実際年齢がいってからだと、できないことはありませんが体力がなく持続力や集中力に支障はあるなと最近思っています。
私は何も長時間労働推奨というわけではありません。
それで体を壊すことを3回もやっているのでお勧めはしないです(笑)
ただ、苦労する道を選んでも上手くいかない人もいるでしょうが、成功者は若い頃にすべからく苦労する道から逃げなかったことは数々の書籍で知っています。
また、周りにいる「この人はすごい」と思う先輩たちはすべからく、
私以上に時間をこなしているのも感じています。
なぜ、そう感じるのか。
それは「速度」からです。
仕事のできる人に「遅い」人はあまりいません。
自分よりも時間はなかったはずなのに、ラフでもなんでも仕上げてくる先輩たちと自分の何が違うのか。
もちろん知識量や経験もでしょうが、一番異なるのは思考をまとめ上げアウトプットを出すまでの速度です。
「量」をこなさないと、「質(実績、経験、技術、知識)」は出せません。
しかし、そもそも「速度」をあげないと「量」はこなせません。
よって、会社に入って若手でいられる時期に身につけるべき優先順位は、
「速度」「量」「質」の順番なのだろうなと思います。
実際、授業数をこなさないといけないとわかった若かりし頃の私は、
教案作成と報告書作成などの時間はどんどん短縮されていきました。
数をこなすにはこのプロセスに時間をかけてはいられなかったからです。
これは講師職だけでなくマネジメントにも応用できました。
エリアのマネージャーとしての複数校舎のマネジメント、自校舎のマネジメント、自分の担当生徒のケア、企画職としての企画作成とアウトプットの作成、社内横断型のプロジェクトなど同時に何役も兼任するのが当たり前だった時に、自分を助けてくれたのは一つは速度。
思考をできるだけ早くまとめアウトプットイメージを作れる速度があったからこそ、量をこなせたのです。
そして、その量が通常の感覚になっていたからこそ、
常に優先順位を考え、今は何に集中するのが最善か、最短距離を考え行動するからこそ維持できる質でした。
マルチタスクで常に5本から10本ぐらいは持っている状態だったからこそ、速度を身につけざるを得なかったのかもしれません。
ただ、この速度のおかげで信頼をいただける面もあり、
質も望まれるレベルはキープできているのだと思うので、
やっておいて良かったなとしみじみ思うのです。
仕事のコツは・・・
仕事のコツは「とりあえず量をこなすこと」だと私は思います。
まとまった時間を投下しないと、生産性なんて上げられません。
もうこれ以上は無理だと言いそうになるからこそ、速度を上げる術を身につけるのかもしれません。
そう考えれば、行動量を増やすために速度を上げているのでしょうか。
たくさんの量を一定量すると頭の中でパターン化され、ショートカットを作り出したり、改善したりもしますよね。
だからこそ、生産性が上がり、更に速度が上がっていくと思います。
10000時間もやっていたら、「もういい加減楽になりたい」と思いますよね?
そのタイミングがまさにチャンスを作ります。
本当にもう無理だと感じたら、1週間のやったことを洗い出してみるのをお勧めします。
すると何に時間が掛かっているのかも分かりますから、武器を導入することもできます。
実はこのタスクとこのタスクは一緒にやったほうが楽だったなんてことにも気づくかもしれません。
また、こんなに時間が掛かっているのに進捗が悪いというようなら、武器を手に入れましょう。
私たちの周りにはリソース(助けてくれる人・アドバイスをくれる人・参考にできる過去の事例など)はたくさんありますから、適切な武器を調達してくることができます。
そんなことを考えていると、
「生産性×投下時間=成長・成果」なのだから、その苦労、若いうちに買ってでもしておこうと思いませんか?(笑)
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4. コースセッション開始 3ヶ月
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