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滞りは春のうちにー山菜とのお付き合い

もうすぐ5月が終わりますね。

五月病とよく言いますが、春はなんとなくふわふわしたメンタリティになったり、体調を崩す人も多い季節。

冬にできた身体の滞りは春に身体の外に出すべく、ポリフェノールを多く含んだ自然の恵もデトックス効果が高いものが多いです。

きっと冬に溜め込んで冬眠していた動物たちも、春の山の恵でデトックスしていたのでしょう。

そろそろ山菜も終わりの季節ですが、先日、スーパーの地物コーナーで遅めの山菜、蕨に出会い、連れ帰りました。

蕨は渋みが強く下処理の必要な山菜なので面倒だと思われがちですが、山に住んでいたときにとても簡単な食べかたを教えていただいたのでメモしておきます。


材料 蕨:1束、重曹(食用のもの):ひとにぎり
バットに蕨を1列に並べる(バットのサイズよりも長ければ切る)。蕨に重曹をかける。熱湯をかけてひたひたにする。粗熱が取れたら冷蔵庫で一晩置く。


次の朝になったら蕨を重曹液から食べる分だけ取り出し軽く洗います。一口大の長さに切りそろえ、鰹節を少々、お醤油を少々欠けたらおいしくいただけます。

全部切ってしまってタッパーに少々のお醤油とみりんと一緒に入れて置いておくと2〜3日なら常備菜になっておすすめ。

冬に溜め込んだ体内の滞りは春のうちに外へ。身軽な身体で夏を迎えましょ。

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yukikoseno /瀬尾裕樹子 @EATLAB
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