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日本語は話し手にはこの上なく甘く、聞き手には厳しい!
一言で言いたいことが伝わる言語化力コーチ、元アナウンサー・1万人スピーチコーチの松尾由紀子です!
今週2つ目の質問です。
これまで友達などとしばらく話をしていて気がつくと「あれ?何の話をしてたっけ?」となり、最初から話の流れを相手と振り返り、紐解いてみたことはありませんでしたか?
これは日本人あるあるです。
これまでお伝えしてきたように、私たち日本人は好きなように、好きなだけ、思いつくまま、何も考えずに話を続けてしまう傾向があるからです。それが許されるのも日本人だからこそなのでしょう。
しかも日本人は都合がいいことにA・B・Cと少しでも何かしらの関連性が見い出せれば、それがたとえ全体的に見て整合性がとれていないような内容でも粗方、
会話が成立しました!
成立してますよね!
とジャッジしがちです。
それは日本人が部分的、断片的情報を積み上げて話をする傾向があることと関係があります。話が飛んだりしても話の内容が途中で大きく変わってしまったりしても平気で、それを「そういうものだ」と自然と受け入れて表面上、許せてしまうのです。また
・主語述語
・起承転結
と日本人は結論やオチを最後に話すのが基本となっています。
そのため聞き手は最後まで人の話を聞かないといけなく、そうしないと話し手の言いたいことが理解できなかったりします。
日本語ってなんて話し手に甘く、聞き手に不親切なんだろうと思いませんでしたか?
そして今この瞬間も日本のどこかで誰かが話し手となり、結論のことや聞き手のことなど一切、何も考えずに話しています。間違いなく。
それでも会話が成り立ってしまう。
日本人の聞き手ってどれだけ話し手に甘く優しいんだ?と思いませんでしたか?
しかしあくまでもこれは表面上のこと。
何度も言いますが、それが水面下で人間関係やコミュニケーション上でのギクシャクにつながっている可能性もあるのです。
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