全世界で6億人以上がダウンロードするアプリ「PicsArt」にジョインしました!
昨年の11月に渡米してから約9ヶ月弱。7月末にようやく日本に本帰国しました…!アメリカでチャレンジしたいことがたくさん見つかったため、今後も定期的に行く予定ですが、一旦はしばらく日本拠点となります。
海外からのリモートワークにご協力いただいたクライアント・関係各所のみなさま、柔軟にご対応いただき本当にありがとうございました!人員拡大し対応キャパも広がっておりますので、今後も株式会社GENIC LABをどうぞよろしくお願い致します。
アメリカ滞在ネタや英語学習ネタはまたおいおい書くとして…。(いいこと嫌なこと数え切れないくらいあったよ…。)本日はタイトルの通り新しい会社にジョインさせていただく話について。
この度、1ヶ月前の8月1日よりPicsArt(ピクスアート)というサンフランシスコとアルメニアがベースのテック企業の日本支社立ち上げを担当することになりました。カントリーマネージャーと共に、私はマーケティングマネージャーとして日本での拡大を目指していきます。
もちろん自身の会社も優秀なメンバーとともに続けていくので、二足のわらじを履き両領域での成長を目指していきますし、GENIC LABもPicsArtも「新しいSNS世代のクリエイティブ」をテーマにしておりますので、シナジーを生み出せたらなと目論んでおります。
PicsArtについてはゆくゆく宣伝させていただきたいのですが、ざーっくりと簡単に言うとコミュニティ機能を備えたクリエイティブ編集アプリ。写真加工はもちろん、ムービー加工、コラージュ加工、ペイント機能などクリエイティブにまつわる機能が全部搭載されているスマホアプリになります。全世界でダウンロード6億/MAU1.3億、日本でも正式な数は非公開ですがMAU200万を超え、まだまだ拡大中です。
帰国してから誰かと会うたびに、「何でニューヨークに行ったの?」と聞いていただくことが多く、「暇だったから(笑)」とごまかしたりもしていたのですが、昨年の頭くらいから数年をかけたいと思えるような、次のチャレンジを探していました。次はグローバルに幅を広げていきたいという気持ちが強く、ずっとコンプレックスだった英語を克服しようと決意。1つ上のステージに行くためには、時間配分・住む場所・付き合う人、全てを一度リセットしてみようと思い、半ば勢いで渡米を決めました。
(詳しくはこちらの記事にて↓)
みなさまもご存知の通り、トランプ政権になってからアメリカはVISAがさらに厳しくなっており、もう少しニューヨークで学びたいこと・経験したいことはたくさんあったのですが、「国に捉われず活躍できる人になりたい」という長期的な目標のためには一度日本に帰った方がいいと判断し、帰国を決意。ちょうどそのタイミングで知人経由でPicsArtの話をいただきました。
「自分の会社があるなら、わざわざもう1つ始める必要はないんじゃないの?」と周りからは聞かれ、アメリカ人のルームメイトにも「働きすぎじゃない?w」と苦笑され、実は私自身もジョインするかどうかかなり悩んだのですが、最終的には下記の理由たちから参加することを決めました。
1.「早く行きたいなら1人で行け、遠くに行きたいならみんなで行け」
起業して丸2年。めまぐるしい日々の中で目の前のことをやってきたので、もしかしたら同世代の中では、いろいろなことを少しだけ早く経験できたかもしれません。と、同時に小回りの効く20代のうちに、大きい組織の中で世の中へのインパクトが大きいことにトライしてみたいと思い始めていたタイミングでもありました。
PicsArtは日本支社は2人からのスタートですが、グローバルでは400人。立ち上げのタイミングなので、毎日のようにオンラインMTGをし、本社でのビジョンややり方をインプットする毎日。自分の会社は基本的にはアウトプットでお金をいただくことが多いので、インプットが増えることで新たな学びもたくさん。自分で乗るタイミング・進む方向を決められる小型の船も大好きですが、大きな船に仲間と一緒に腰を据えて乗り込む体験をしてみたいなと思い、みんなで遠くに行く道を選びました。
2.世界的にインパクトのある大きな目標を達成したかった
ニューヨークに滞在している中で肌で体感したことの1つに、ビジネス規模の大きさがあります。人口こそ日本の3倍の約3億人ですが、英語圏の人口は15億人と言われ、ユニコーンの数も日本の150倍。(2019/1/23時点)スタートアップピッチに行くと、シリーズAを回っている段階ですでにユーザー数が100万人いるようなサービスがあったりと、ビジネスの盛り上がり、そしてマーケットの大きさを感じる日々でした。
今までは日本の中でビジネスチャンスを見つけ、日本の中でどう伸ばしていくかを考えていましたが、滞在を続けるうちにもっと世界で何か結果を出したいと言う気持ちが強くなり、ちょうどそのタイミングでSlackが上場。ダウンタウンにある証券取引所の周辺はお祭り騒ぎ。元々テックが大好きで、GoogleやFacebookが生み出す世の中へのインパクトに感銘を受けていたこともあり、その映像を見たときに私も人生に一度はアメリカで上場の可能性があるようなビジネスに関わりたいと感じたのが、今回の決断の大きな要素の1つでした。
3.英語でビジネスをする場に身を置きたかった
英語ができないのがコンプレックスだと言って渡米し、比較的ちゃんと勉強したので、行く前はピコ太郎並みだった英語も、帰国する頃には日常生活は問題ないレベルまで進歩したと言える状態ではありました。しかし、引き続き日常英語とビジネス英語には大きな壁を感じており、その壁を乗り越えられる環境に、英語を忘れない帰国直後から身を置きたかったこと、これも大きな決断要因となりました。
正直、ネイティブスピーカーとの英語での面接やビジネスディスカッションにはまだまだ全然慣れておらず、これからも修行の毎日なのですが、英語が完璧でない状態でも雇ってくれたことに感謝し、スキルアップしていきたいと思います。働いてまだ1ヶ月ですが、昼からお祝いでスコッチ飲んでてびっくりしたり、広告費の掛け方が日本ではありえないくらい思い切っていたり、言語だけでなく今までとは違う環境を学ぶ場でもありそうなので、そっちも発信していけたらいいな。
グローバルに活躍する同世代がさらに増えることを目指して
というわけで、新しいチャレンジをすることになりました。下記自分自身のインスタからの抜粋なのですが、全く英語ができないところから外資のスタートアップで支社の立ち上げを始めたということで、グローバルでチャレンジしたい!と思っている日本の同年代の方の背中を押すようなコンテンツも今後発信していけたらいいな、と思っています。
(抜粋)これを見てるであろう同世代の日本の方に伝えたいこと。私が言うまででもないけど、とにかく世界は広いし、知れば知るほどもっと知りたいことが出てくる。日本は想像以上に狭い。向こうでも日本人にたくさんあったけど、8割が駐在員。私と同じ20代後半の人だと、やはり駐在員を目指すという選択肢が最初に頭に浮かんでくると思うけど、私のようにリモートワークを活用したり、EビザBビザFビザを活用したり、MBAを目指したり、方法はたくさんあるわけです。世界を見てみて、結局現状の生活に戻るのはそれはそれで素敵なこと。最終的に着地点が変わらなくても、選択肢が自分の中に増えたという結果が残るはず。加えて、現状から何かステップアップしたいと思ってる人は、時間の使い方・環境・付き合う人を変えないと何も変わらないので、その1つの方法として海外にチャレンジするのはとてもオススメです。(詳しくは年明けのブログにて。) ⠀
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私は「日本やばいな」という気持ちが滞在中にどんどん大きくなりました。とても恵まれてる国なので、住んでるときは気が付かないんだけど、経済的にも働き方もジェンダーなど倫理的な問題も、かなり遅れてる。車も家電も技術もかつてのような「日本製品最高!」なんて考えはもうなくて、海外の人が熱狂的に日本を褒めてくれるのは食・アニメ/漫画カルチャー・カメラ製品くらい。この余波があと10〜20年後、我々が子育てをする親世代/定年退職後にじわじわと生活に影響してくるんだろうなーと感じてる。国に頼ることなくどこでも活躍できる人間になろうと心から思ったし、日本という国は大好きなのでもっと良い方向に進むよう私も何かしなきゃなと思った。日本のいいところも客観的になることで改めて見つけたりもしたよ!
参照:https://www.instagram.com/p/B0r2PxOAzk-/
同じく立ち上げメンバーとなるシニアデザイナーを募集しています!
PicsArtでは「Storytelling / Awesome begins on PicsArt」、我々の解釈では「PicsArtで日常をもっとオシャレに」をスローガンに日本市場でのさらなる成長を目指し、拡大に取り組み始めています。デザイナーでも何でもない私が、こんな感じでオシャレなクリエイティブを簡単に作れるアプリだよ!
機能が盛りだくさんということもあり、慣れるまで使い方が難しいという課題もあるので、SNSなどを通してユーザーの方が楽しめるようなチュートリアルも発信していく予定です。
Instagram : 日本 / グローバル
Twitter : 日本 / グローバル
YouTube : 日本 / グローバル
そして、ただいま私たちは渋谷セルリアンタワーに拠点を置き、デザイナーさんを絶賛募集しています!!!(本日9月2日からセルリアンに入った!!)
私と同じようにグローバルでチャレンジしたい方、サービスに興味を持ってくださった方は、下記からぜひ応募いただければ幸いです( •ᴗ• )
■募集要項
グローバル公式サイト
bosyu
■取材・ビジネスアライアンスなどのお問い合わせはこちらから(お知り合いの方はぜひ私個人のFacebook宛にご連絡ください!)
japanoffice@picsart.com
引き続き、私自身のビジネス、そしてPicsArtをどうぞよろしくお願い致します!( •ᴗ• )
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