木村 優紀子(Yukiko Kimura)

コロンビア大学でMBA取得 元 株式会社GENIC LAB 代表取締役CEO 東北大…

木村 優紀子(Yukiko Kimura)

コロンビア大学でMBA取得 元 株式会社GENIC LAB 代表取締役CEO 東北大学天文学専攻→オプト→スタートアップCOO→外資日本法人立ち上げ→起業→M&A Exit Instagram: @yukiko.423 Twitter: @yukiko_423

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Yukiko Kimuraが運営するメンバーシップです。月に3本程度、起業・留学・海外就職などについて、自分の経験を発信をしていきます。同じような目標を持つ方たちに向けて、少しでも背中を押すようなコンテンツを発信していければと思っておりますので、よろしくお願いします! 自己紹介 東北大学理学部物理学科卒業後、広告代理店オプトに就職。3年間働いたのち、COOとして株式会社スナップマート、CEO&Founderとして株式会社ジェニックラボを設立。2021年にM&Aにて会社売却をしたのち、アメリカニューヨークのコロンビア大学へMBA留学。2023年より、AWSニューヨーク支社にてシニアプロダクトマネージャーとして勤務。

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最近の記事

ボクシング世界チャンピオン防衛戦から感じた「アメリカで勝つこと」の難しさ

今回は普段と少し雰囲気が違うが、ニューヨークらしい経験かなと思うので、筆を取ってみる。 ニューヨークは、日本と比較すると日本人コミュニティも狭く、普段は出会えないような方と知り合いになる機会がたまにある。俳優さん・芸人さん・モデルさんなど、メディアで活躍するような方とお話しし、自分がいる世界とは違う刺激をもらうことも。 そんなニューヨークで、今年の頭くらいに、吉田実代さんという方とお友達になった。彼女は、WBOとIBFで世界チャンピオンに輝き、活躍の場をさらに世界に広げた

    • 【データとともに見る】ニューヨークの治安と実際に体験した怖い話

      日本人と会話をしている中で「ニューヨークに住んでいる」と言うと、真っ先にもらう反応は「物価高くない?」と「治安平気?」の2つ。私も移住する前は全く同じ印象を持っていたので、気持ちはよくわかる。 物価については、下記に詳しく月々の支出を記載したので、ぜひ参考にしてもらえればと思う。(想像以上に高いです…😭) 今日はもう1つの質問、「治安」について答えてみたいと思う。 というのも、Xにはチラッと書いたのだが、先週治安を深く意識させられるような怖い出来事があった。 朝9時に

      • 【Amazonの給与内訳公開】RSUって実際にどうやってもらえるの?

        先日、Amazonにフルタイムで入社してから1年を迎えた。 Xにも記載したのだが、私がAmazonからいただいたオファーは入社1年後から、RSU(譲渡制限付株式ユニット)が実際にVest(譲渡)される内容であり、ようやくRSUの一部が自身の証券口座に振り込まれた。 外資系テックの給与形態は日本と異なる部分も多く、気になる方も多いと思う。今日は、RSUやサインアップボーナスなど、Amazonの報酬条件を書ける範囲でまとめてみたいと思う。ちなみにAmazon USとJapan

        • 【3】事業譲渡を通じて立ち上がった2社目「GENIC LAB」の起業

          起業記事第3弾。今までの記事で、25歳で1社目を起業してから、その会社を去るまでをまとめさせてもらった。過去の振り返りもほどほどにして、現在のプランに移りたいのだが、せっかくなので、もう少しお付き合いいただければ嬉しい! 第1・2弾は下記から。(単品購入ではなくメンバーシップに加入していただくと、どちらの記事も980円の月額料金内で読むことができます😌) 【2】で記載した通り、スマホアプリの会社をCOOとして立ち上げたものの、いわゆる「失敗」を経験し、1年半で会社を辞める

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        メンバー特典記事

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          【卒業から1年】コロンビアMBA生のキャリア選択と現状

          2023年の5月にコロンビア大学のMBAを卒業して1年以上が経過した。つい最近まで友人と学生生活をしていたような気になるので、時の流れは早いな…とついしみじみしてしまう。 MBA卒業後でみなさんが1番気になるのは、キャリアの意味での進路であろう。私はテック企業でPMをする道を選んだが、もちろん900人以上いる同期の進路は様々だ。今日は、MBAの友人がどのような進路を選び、卒業から1年後の今、どのような働き方をしているか、私の観測範囲内でまとめてみたい。 数字的な側面は学校

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          【Amazon 週5日出社義務】社内の反応と今後

          9/16(月)、全世界で話題になった下記のニュースが、私が勤務する会社Amazonから発表された。 メインとなる発表は2つ。 ・今まで週3が原則だったRTO(Return to Office)を2025年1月2日から週5にする ・マネージャー vs IC(Individual Contributor)の割合を2025年Q1の終わりまでに15%改善し、ICを相対的に増やす 私たち社員もニュース以上のことは特に共有されておらず、社内一斉配信のニュースにて情報を得た形だ。Or

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        記事

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          【超純ドメ→アメリカで現地就職】おすすめの英語リスニング勉強方法

          日本はシルバーウィークと呼ばれる期間だと思うのですが、みなさんどのようにお過ごしでしょうか?アメリカは祝日が少ない(9月頭のレイバーデイから11月末のサンクスギビングまで私の会社では祝日がありません😭)ので、社会全体がお休みムードになる祝日がうらやましい…! もしかしたら勉強に精を出す方も多いかな?と思い、今日は英語のリスニングにフォーカスした勉強方法を紹介したい。以前スピーキングについて紹介した下記の記事がありがたいことに50回以上購入されており、続いてリスニングについて

          【超純ドメ→アメリカで現地就職】おすすめの英語リスニング勉強方法

          日本への一時帰国から考える「いつまでアメリカにいる?」への回答

          8月は2週間ほど日本へ帰国していた。Work from anywhereという「ビザまたは国籍がある国であれば、年20日営業日、勤務地以外からでも働いてよい」という会社の制度を使って、日本からリモートで働いていた。 仕事は深夜2時や早朝4時半のMTGがちょくちょく入り、時差ボケもある中で結構きつかったのだが、家族や友人との時間もちゃんととることができて、全体的に満足のいく帰国となった。(もちろんめちゃくちゃ買い物もした…。) 仕事と一時帰国(と買い物)に手一杯でnoteを

          日本への一時帰国から考える「いつまでアメリカにいる?」への回答

          【2】25歳で1社目を起業してから「失敗」までの軌跡

          少し間が空いてしまったが、起業記事第2弾。1社目を立ち上げてから、(自分の中では)失敗するまでの経緯を綴ってみようと思う。書けること書けないことあるのだが、失敗にフォーカスした記事もなかなかないかと思うので、経験の共有になれば嬉しい。 第1弾は下記から。(単品購入ではなくメンバーシップに加入していただくと、どちらの記事も980円の月額料金内で読むことができます😌) 【1】で記載した通り、新卒で入社した広告代理店を退職し、シンガポールでインターンをしている最中に、私の起業家

          【2】25歳で1社目を起業してから「失敗」までの軌跡

          【入社1年】米国ビックテック本社でプロダクトマネージャーとして働く苦労

          以前更新した下記の記事、Xで200以上のLikeをいただき、無料期間も影響して30名以上の新たなメンバーシップ登録があり、非常に多くの反響があった。 どんな職場環境も、良い面があれば、自分がアジャストしなければならなかったり、ストレスだと感じ得る面がある。今日は、前回とほぼ同じタイトルで、そんな苦労の側面を綴ってみようと思う。あくまで、私個人の意見・感想であり、会社やチームを代表した意見でないことは理解していただきたい。と、念頭に置きつつ、アメリカのビックテックでのリアルな

          【入社1年】米国ビックテック本社でプロダクトマネージャーとして働く苦労

          【使わないと○○○ドルの損!】アメリカでの最強クレジットカード戦略

          最近のニューヨークは連日30〜35度の猛暑で、日本と比較すると日差しが強いので、すっかり夏バテで参ってしまっている。日本にいるときは、ゼリーやプリンなど、夏バテでも食べたいさっぱりご飯が充実しているのだが、アメリカだとそうもいかないので、食欲も落ち体力が削られている今日この頃…😵 しかし、7月3本目の記事をなんとか書こうとパソコンに向かっている。 先日、結構な時間をかけてリサーチを行い、アメリカでのクレジットカードを真剣に見直したので、今日は最大限ベネフィットを享受したい

          【使わないと○○○ドルの損!】アメリカでの最強クレジットカード戦略

          【2】Why Columbia?MBA出願時のエッセイ公開

          1ヶ月ほど前に下記の記事を更新し、20名近くから購入・新規メンバーシップ登録をしてもらうほどに反響があった。 やはり実際に提出したエッセイを見る機会ってなかなかないよな…と反響の大きさを嬉しく思うとともに、MBAを目指している方はもちろん、そうでない方にとっても何かしらのインスピレーションになれば良いなと思う。 本日はMBA受験記事第2弾ということで、Why Columbia?をテーマに、学校選びのプロセスをまとめつつ、実際に提出したエッセイを公開していきたい。 第1弾

          【2】Why Columbia?MBA出願時のエッセイ公開

          スタンフォード大学で「Women’s rights」をテーマに講演をさせていただきました

          先日、すごく貴重な機会をいただき、スタンフォード大学のプログラムでゲストスピーカーとして講演をしてきた。 SPICE(Stanford Program on International and Cross-Cultural Education)という全世界の学生を対象としたプログラムで、グローバルで議論されている社会問題や国際問題、起業やダイバーシティについて、英語で学ぶことのできるオンライン講義である。 日本でも数多くの学校と提携して講義を提供してきており、今回は西武学

          スタンフォード大学で「Women’s rights」をテーマに講演をさせていただきました

          【1】新卒3年目の25歳が「退職→起業」を決意するまで

          いつもは月3本、日本の日曜の朝に更新することが多いのだが、今週末はJuly 4th(アメリカの独立記念日)前週ということもあり、ロンドン・パリへ旅行なので、少し早いが今更新しようと思う。ちなみにロンドンは、人生の夢の1つであるウィンブルドン観戦が主目的。幼い頃からずっと行ってみたかったので(10年前にスタジアムは見に行ったが試合のタイミングではなかった)、今から楽しみ! 今回は何を書こう…と少し悩んだのだが、メンバーシップを始めてからしばらく触れていなかった話がある。「起業

          【1】新卒3年目の25歳が「退職→起業」を決意するまで

          【開催イベントは700以上】New Yorkの一大イベントTech Weekでの学び

          今年もNY Tech Weekが終わった。起業家、投資家、テックスペースにいる人間にとっては、毎年お祭りのような一大イベントであり、2024年は1週間の間に700+のイベントが開催されたと聞いた。 ころころと運営母体が変わっているようなので、歴史が正直わからなかったのだが、どうやら2011年頃から毎年開催されているようで、私にとっては2023年に続き2年目。2024年の今年は、著名VC / a16zをオーガナイザーとして、New York, San Francisco, L

          【開催イベントは700以上】New Yorkの一大イベントTech Weekでの学び

          【1】Why MBA?コロンビア出願時のエッセイ公開

          2022年を境にコロナが落ち着いてきたと同時に、円安が進み、海外留学や就職を模索し始めた方も多いのではないだろうか。私は、2021〜2023年にコロンビア大学のMBAへ通い、すでに卒業した身ではあるのだが、未だに「どうしてMBAへ行くことにしたの?」「エッセイどう書いた?アドバイスある?」と聞いていただくことがあるので、今回はMBA受験のプロセスについてまとめてみたい。 全部を1つの記事にまとめると非常に長くなるので、下記の項目にわけて1つずつ別の記事でお話ししていこうと思

          【1】Why MBA?コロンビア出願時のエッセイ公開