【1】新卒3年目の25歳が「退職→起業」を決意するまで
割引あり
いつもは月3本、日本の日曜の朝に更新することが多いのだが、今週末はJuly 4th(アメリカの独立記念日)前週ということもあり、ロンドン・パリへ旅行なので、少し早いが今更新しようと思う。ちなみにロンドンは、人生の夢の1つであるウィンブルドン観戦が主目的。幼い頃からずっと行ってみたかったので(10年前にスタジアムは見に行ったが試合のタイミングではなかった)、今から楽しみ!
今回は何を書こう…と少し悩んだのだが、メンバーシップを始めてからしばらく触れていなかった話がある。「起業」だ。
私は、25歳のときに起業をし、31歳になる直前に会社を売却するまで、合計2社を経営してきた。会社を売ったのももう3年前、売却後に務めていたアドバイザーを抜けてもう2年が経つので、「過去のことを今さら書くのも、固執してるみたいで何だかかっこ悪いかな…」という恥ずかしさがあり、あまり触れてこなかった。加えて、会社経営時やM&A直後はMBA受験・渡米などのいろいろなイベントも重なり、忙しく、noteで自分の起業体験について綴ったことがほぼなかったということに気がついた。
最近、再度起業も視野に入れ始め、ビザについて弁護士と話しているところでもあるので、過去の話ではあるが、自分の起業家としての経験をまとめてみようと思う。(MBA受験のように「話のカテゴリ」があるわけではないが、長くなりそうなので、何記事かにわけて脈絡なく綴ってみようと思う。)
広告代理店でがむしゃらに働く中、生まれた「思い」
下記の記事でも触れたのだが、私は親や親族に起業家がいるわけでもなく、どちらかというと野心という言葉が似合わないのんびりとした家庭で育った。
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