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同時代音楽のための月刊マガジン【無料】

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同時代に生きる音楽家のインタビュー、エッセイなどを月刊でお届けします。紙媒体のマガジンを目指して、記事ストック中です。 【音ポスト】 【ゆきちか日々の書簡 (不定期)】 【今日の…
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2020年6月の記事一覧

【仮想レジアカ】フレキシブル編成とは(随時更新)

仮想レジアカは、作曲家向けオンラインアカデミーです。2020年6月・7月の二か月間を仮想のレジデンスと仮定して、一分の作品をプロフェッショナルな演奏家と交流しながら作り上げていきます。詳細はこちらの記事(文字をクリック)より詳細をご覧ください。 仮想レジアカでは、今回ソロ・デュオ編成以外にフレキシブル編成を設けています。仮想レジアカにおけるフレキシブル編成とは どの楽器でも出来る編成の作品。特定の楽器や、特定の人数ではなく、究極どんな楽器(楽器・声・ノイズや動き何でも)で

¥190

音ポスト④

※この記事は「投げ銭」スタイルの有料ノートです。実質無料で全文お読みいただけます。プロジェクトをサポートしてくださる方は、記事をご購入ください(文章下の「サポートする」からも、お好きな金額を寄付頂けます)。 5月から再開している「音ポスト」。今月で四作品目となりました。引き続き、音ポストで読む作品も募集しています。下記フォームよりお申込ください。 今月は、ペンネーム味さんの作品です。味さん、ありがとうございます。 まず、簡単に作品の説明をしていきます。フルート、バスクラ

¥500

【仮想レジアカ】チューバ・セルパンを知ろう(歴史編)no.2

この記事は「投げ銭」スタイルの有料ノートです。実質無料で全文お読みいただけます。仮想レジアカは、2020年6月に開始したオンライン上の創作実践アカデミーです。詳細はこちらの記事(文字をクリック)よりご覧ください。この記事では、仮想レジアカでセルパン・チューバを担当している橋本晋哉さんに楽器について教えてもらいました。牛丼一杯分で、シーンをサポートしてみませんか(あなたのサポートが、シーンを豊かにします)。チューバ・セルパンを知ろう(歴史編)no.1はこちらから。 ワーグナー

¥390

ピアニストにきいてみよう【鳥のカタログ】no.2

※この記事は「投げ銭」スタイルの記事です。無料で全文お読みいただけます。 作曲家わたなべゆきこと、ピアニスト大瀧拓哉の間で行われる、現代に生まれたピアノ作品についての往復書簡です。作曲家の目から見た視点と、演奏家の視点。両方から一つの作品について、深めていきたいと思います。前回からメシアン(Olivier Messiaen)の「鳥のカタログ/ Catalogue d'oiseaux」を取り上げています。 今回はちょっと遠回りして、ピアノ演奏史を俯瞰して、メシアンの演奏へ…。

¥250

【アイディア帳】雨の日の駅の待合室

思考整理のために、ノートをアイディア帳に見立てて、書き留めていこう。 日常のいらない(と勝手に思っちゃってる)時間を使う一つやりたいプロジェクトがある。今は、オンラインもオフラインも重複していて、とにかく時間がない。その時間を奪い合うことはしたくない。だから、日常で使われていないネガティブな時間を有効に使えるような、そんな音楽の提供方法を考えている。 雨の日だから、聞ける音楽雨の日は、どこかに移動するのは億劫。特に、雨の日の駅の待合室は靴も濡れちゃってべたべた、ジメジメし

持続可能な音楽活動のための往復書簡第六回(山田亮)

※こちらはわたなべゆきこさんによる、この企画の説明文です。 この連載は「ドイツにいるわたし」⇔「日本にいるあなた」の間で行われる往復書簡です。対岸は、ピアニストで作曲家の山田亮さんにお願いしました。「今ここ」にある何か、を書き記していきたいと思います。 わたなべゆきこさんへ 引っ越しをしていて少しお返事が遅れてしまいました。 お元気ですか? 「自分で楽しんじゃえる」ことが「半永続的に」続けば、みんなハッピーだろうなぁ、と思うんですよね。 本当にそれに尽きると思います

【仮想レジアカ】ギターを知ろう(エレキ編)

この記事は「投げ銭」スタイルの有料ノートです。実質無料で全文お読みいただけます。仮想レジアカは、2020年6月に開始したオンライン上の創作実践アカデミーです。詳細はこちらの記事(文字をクリック)よりご覧ください。この記事では、仮想レジアカでギターを担当している山田岳さんに楽器について教えてもらいました。牛丼一杯分で、シーンをサポートしてみませんか(あなたのサポートが、シーンを豊かにします)。 何種類のギターを演奏されますか?わたなべ:山田さんが演奏されるギターの種類について

¥390

オンラインサロン型さっきょく塾【受講希望フォーム付き】追記あり(9/16)

追記:来期の予定(全てオンライン)現在予定しているもの、随時更新していきます。☆のイベントは単発参加も可能です。入塾希望は9月末締め切り!詳しくはFacebookより。 ☆10月14日Guðmundur Steinn Gunnarssonレクチャー【3Dプリンターで行う楽器改造とは】 ☆10月日程未定 - 【芥川作曲賞を振り返る②】冷水乃栄流さんを迎えて 11月6日・27日 - 桑原ゆうさんを迎えてテレビ会議 ☆12月某日 - Farzia Fallah(ファルジア・ファラ

Loch(穴)チェロソロのための

日本語では「穴」、ドイツ語では「Loch」。2010年に書いたチェロのための作品です。オーストリアのウェブマガジン、micaでお話したインタビューから引用します。 Als ich das Stück „Loch für Violoncello“ für den steirischen herbst 2010 schrieb, stellte ich mir die Frage, wie man die Perspektive des Publikums verändern