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「変化する楽器たち。」と題した音楽思考論を展開しました。さて、ここからは受講生の時間です。以下の質問に対して、エッセイ投稿をお願いします。課題の投稿方法はこちら 【3月の課題】 あなたにとって「楽器」とは何ですか?
次は、楽器として使われるおもちゃ、小物に。ベンジャミン・ショイヤー(Benjamin Scheuer)の作品より。
「変化する楽器たち」では、自作楽器、プリぺアド+-、拡張、モーター、ディスクラヴィア、Midiサウンドについて説明をしてきました。変化する楽器第五章目!思ったより長くなりました。 ④日用品、おもちゃ まずは、ジョン・ケージの1959年の作品「Water Walk」を見ていきましょう。
③モーター、ディスクラヴィア、Midiサウンド
第一章、第二章では、わたなべの個人的な楽器思考論とプリペアド楽器についてまとめてきました。
①プレパレーション
これまで作曲家たちは常に新しい音を探究し、その可能性を広げて来ました。そしてその欲求に答えるべく、超絶技巧や音域、音色拡張など、演奏家の身体、楽器が変化してきたことは皆さんもご存知だと思います。作曲家、山根明季子さんも平均率化された12音のみで自分の世界を表現することが窮屈、と仰っていたことがありますが(渡辺愛×山根明季子×桑原ゆうで語る~その②参照)、そういった感覚って皆どこかに持ち合わせているのかもしれません。