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双子との生活

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双子の母としての自分や子どものこと。
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#育児

ふたご育児は大変なのか?

私は双子の母親だ。今は成長してほとんど手がかからないが、幼児期の双子の子育ては本当に大変だった。大変というか地獄だった。私の経験の中では、12歳で母親と死に別れるより、うつで10年闘病するよりも、双子育児は辛かった。 けれど、なかなか世の中には多胎(双子・三つ子など)育児の大変さ、というのは分かってもらえていない。 乳児期なら哺乳・おむつ交換などの作業の、多いこと多いこと。家事に手が回らないどころか、自分の食事すらままならない。 2人だから2倍大変というような単純な話ではな

赤ちゃん革命

夫は料理をしない人だった。二人暮らしの時は私が専業主婦だったから、わざわざ夫が作る理由がなかった。双子が生まれなければ、きっと今も料理はできない人だっただろう。 ところが、赤ん坊が二人いるということは、いつまで待っても食事が出てこないということだった。何せ、初めの頃は授乳回数が二人合わせて1日20回超。ベビーは吸う力が弱く、飲んでる途中で疲れて寝てしまったりするので、一回の授乳に20分程度かかる。1人授乳が終わり、寝たところでようやく冷蔵庫から食材を出し、調理を始めたところ

脳みそゴリラ化計画は親子に何を残したか

新型コロナウイルスの感染予防のため緊急事態宣言が発出された、令和2年の3月からの3ヶ月間は、学校は休みと聞いて子どもたちは喜び、私は青くなった。 休校期間はいつ終わるか分からない。その間の生活リズムを固めるには、とにかく初めが肝心だ。だから緊急事態宣言の出た夜にすぐ、国語、算数、理科、社会のドリルと原稿用紙を大量にネットでポチった。そうして、午前4コマの学習時間、昼食後に作文の時間、と時間割を決めた。 望まない勉強をやらされるとしても、できれば前向きな気持ちで取り組んでほ

子を真似て作文を書いていたら、収穫があったこと

noteを初めて1ヶ月、休まず投稿を続けている。画像だけの日もあるが、とにかく1ヶ月続いている。目標は、作文だけ数えて60稿。 60、という数字は、我が家の子どもたちが作文を書き続けた日数とほぼ等しい。 新型コロナウイルスの感染予防のため、緊急事態宣言が発出され、小学校は休校になった。その3ヶ月間の平日に、毎日作文を書かせた。 400字詰め原稿用紙2枚以上がノルマ。初めは「楽しかったです」「良かったです」のオンパレードだった。次第に何がどう楽しかったか、良かったかを書か

絵本の前でわが子と溶け合う

我が家で1番役にたった育児アイテムは、絵本だ。 どこに行くにも絵本が3〜4冊あれば、おもちゃがなくても時間を持て余すことはない。電車の中でそわそわしだした時には、ささやくような小さな声で読んだ。 風邪をひいた時も、絵本を読んであげれば呼吸が整う。子どもの横に並んで寝て絵本を持ち上げて読むと、だんだん腕がしびれてくるが、これで辛さが和らぐなら、と読んだ。 小児科の長い待ち時間も、待合室に置いてある絵本で乗り切った。診察に呼ばれ途中で絵本を閉じると、子どもが怒って泣きだした