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TOILABを使ってみる⑤効果的なセッションの締めくくりって?

コーチングカードTOILABの使い方を綴っている本note。今回は、コーチングにおける効果的なセッションの締めくくり方について、TOILABカードのご紹介と兼ねて綴っていきます。


効果的なコーチングセッションの締めくくりとは?


まずは、コーチングにおける「相手(クライアント)にとって効果的なセッションの締めくくり」を考えてみましょう。その要素は、3つに整理されると考えました。

  1. "主体的な気づき"が得られている

  2. アクションが超具体的に決まっている

  3. アクションに対して超やる気が高まっている

それぞれを見ていきながら、TOILABのカードを紹介していきましょう。


1."主体的な気づき" をTOILABで作る

コーチングでも1on1でも、締めくくりに必須なのは、クライアント自身が、気づきや学びを言語化していることです。この「言語化」があることで、クライアントの主体性がグッと高まります。さらに、コーチングの価値を、クライアント自身が自ら整理し、コーチング後にお持ち帰りすることができます。

そんな、クライアントの主体的気づきを促すことができる、TOILABのカードはこちら↓

1対1のコーチングでも、グループファシリテーションでも、締めくくりにこの「ここまで話してみて、何か気がついたことは?」1枚を使うことで、何より場がキュッと引き締まり、クライアントや参加者の「自分ごと感」が高まります。


2.アクションが超具体的に決まっている、をTOILABで作る

コーチングの価値は、「クライアントに行動変容が起き、その結果これまでと違うことが起きたり、ひいては望む未来が現実となること」です。そのためには、「アクション」が超重要。
これに関して、人は日頃、「アクション」ではなく「方針」で語りがちなことがあります。
わかりやすいのが、「頑張ります!」というフレーズ。
「頑張る」というのは、気合いめいた心構えや方針、ポリシーやスタンスを表しているに過ぎません。「頑張ります!」では、具体的に何を頑張るのかが、コーチだけでなくクライアント当人にとっても不明瞭です。

そんな時に、クライアントに行動を促せるのがこちらのカードたち↓

行動に関して重要なのは、「やりたい」かつ「やれそう!」なこと。そこがないと、人は行動に移しません。その「やれそう!」を作るため、最初の行動は本当に些細なものから=スモールアクション。そして、「やりたい?」と確認することも忘れずに!
そこで「やりたくない…」という応えがクライアントから返ってきたら、他の行動を考えた方が良いかもしれません。
(これらのカードは、TOILABで「GROWモデル」コーチングを行う時、締めくくりに使うカード群です。ですが、他のカードや場作りに組み合わせて使うことも、もちろん可能です!)


3.アクションへの超やる気UPをTOILABで作る、はまた次回!

コーチングの締めくくりに入れると、絶大な効果がある、コーチからの「勇気づけ」。これに関しては、長くなりそうなので、別途記事にさせていただきます。


コーチングがグダグダでも、挽回できるのが締めタイムw!

コーチングの「締め」って、本当に大事!どんな締めくくりかで、その後のクライアントの行動が大きく変わります。もっとストレートに言うと、ぶっちゃけ、コーチングがグダグダでも挽回できるのが締めタイムw!今回取り上げた「クライアント本人による言語化」や「超具体的なアクション」がなく、コーチングをフワッと締めくくっていた方がもしいらっしゃるのであれば、是非今回の内容を参考にしてみてください!



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