見出し画像

子どもが「これ見て!面白いよ!!!」と
見せてきたYouTube動画。

インターホンにハーモニカを付けて話す。」
それだけ!
832万回再生!


自分もやってみた

「何これ〜(笑)」と親子で爆笑。
「そいえば、実家にハーモニカあったな」と思い、
早速ゲット。
(母はきっと私がハーモニカの練習を始めようとしている、
と思っているはず。笑)

数日後…。
ピンポーン🎵
子どもが学校から帰ってきたとき、いざ決行!
いきなり本番。

ハーモニカを箱に入れたままだったので、
ピンポーンと鳴ってから箱から出し、
インターホンにピタッと付けてスタンバイするのに妙に焦る!

ハーモニカを吹くのではなく(吹けないけど)、話すのが難しい!
息を吸えばいいのか吐けばいいのか混乱する。
「おかえり〜」と
どの音階に息を吹き込みながら話したらいいのか???

とりあえずやってみたけれど
配信者さんのように
エレクトリカルパレードの始まりのアナウンス」のような音に
全くならず。

子どもには称賛されたが

動画を見た時は、
インターホンにハーモニカくっつけて喋るだけじゃん!
 
(すぐできそう)」
と思いましたが、
実際に自分がやってみると、難しい!

わかるとできるは違う
思い知りました…。

そう、
わかる < やる < できる < 極める
(鬼滅の刃でも、「できること、使いこなすこと、極めることはそれぞれ違います」とありましたね。)

ただ、演奏(?)のクオリティはさておき、
子どもは「あのYouTubeのやつ、やってみたん!!!」と爆笑。
そして、「おかーさん、行動力あるね!」と称賛。
プロセスを称賛してくれてありがとう。

簡単そうに見えても

他の人が簡単そうに何かをやっているのを見て、
「誰でもできるじゃん」と思ってしまうこと、
ありませんか?
私はあります。まさにこの「インターホンにハーモニカ」。

ファシリテーションをやっていて
「議事進行」と甘く見られることもあります。

参加者を順番に当てていけばいいとか、
とにかく指名して発言させればよいとか、
「どう思いますか?」とバックリ雑に振ればいいってもんじゃない。
自分の考えを持っていないわけじゃない。

その場の目的を達成してアウトプットを出すために、
参加者の誰よりもそのテーマについて、
そしてその場について観察して考えているのがファシリ。

・論点をどう見定めるか?
・どう論点に話をホールドするか?
・誰に、どういう順番で、どういう問いを投げかけるか?
・発散と収束の頃合いは?
・参加者同士の人間関係やパワーバランスは?
・キーパーソンは誰?
・ファシリテーターとして、いつ、どこまで自己開示する?
・自分の視線をどこに送るか、
・立つ場所は?
・姿勢は?
アタマとココロとカラダを総動員。
「みる」「きく」「はなす」力の総合芸術というか。

でも、簡単そうに見られてしまう。
私はまだまだ修行中の身ではあるけれど。

過程に眼を向ける

この「インターホンにハーモニカ」のできごとから
アウトプットが表面に出てくるまでの過程には
様々な積み重ねがある、ということを実感しました。
そして、その積み重ねは、表面には出てきていないこともある。

「その前に、何が起きましたか?」とか
「何か壁がありましたか?」とか
質問のバリエーションをもって、
必要に応じ過程を照らしていこうと思います。


「スキ」や「フォロー」、コメントお待ちしております!
今回もお読みいただだき、どうもありがとうございました。



サポートお願いします! いただいたサポートは、書籍購入などのより良いアウトプットのための活動費に使わせていただきます!