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むしぼし

虫干し。
耳慣れない言葉ですよね。
日本の湿気マシマシな気候風土の中で着物や本などに風を通して、長く綺麗に保つ作業。
我が家も能面能装束のなおしもふくめて約4日間
虫干しが行われました。
今回は大規模に整理。仕分けも新たに棚も買い替えたり、糸針新調したり。
それなりにお金かかる…
維持保存って本当に大変です。
能楽師の方々の手際の良さと、能面装束に対する
愛をひしひしと感じておりました。

この虫干し、全てのものを見る良い機会でもあります。あれ?我が家にこんなものあった?
みたいに自身の知識の偏りを再認識したり。
先生方の話に耳を傾けて新しい発見があったり。
とても勉強になりました。

本音を言うと、博物館に行かずに良いものを沢山みることができて、目の保養。
職人さん素晴らしい、日本のセンスいいなあと笑
この技術が失われつつあるのは寂しい。

もっと多くの方に日本文化を楽しんでもらいたいと決意をあらたにした時間です。



虫干しの様子

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