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魚のあれこれ②第1回米沢魚市場開放デー!沢山の来場ありがとうございました。正直びっくりするお客さん!

本日は2回目の魚のあれこれ、約半年ぶりの投稿になる。令和6年10月5日(土)に第1回米沢魚市場開放デーを開催した。以前は米沢卸売団地祭として開催していたものだ。新型コロナウイルス感染症でイベントを中止にして、5年ぶりの開催となった。中止以前は、令和元年の9月末に第17回米沢卸売団地祭として長きに渡り米沢卸売団地として年に1回開催してきた。コロナ禍を挟み、卸売団地全体として開催が難しくなり、米沢魚市場(3社)とお隣の米沢青果市場(1社)の協力の元、午前10時から12時までの2時間でのイベント開催となった。5年ぶりの開催という事もあり、色々不安要素はあったものの、沢山のお客様にご来場いただき、久しぶりに市場が賑わった。下記に、5年前のイベントとの大きな違いについて記したい。
①米沢卸売団地祭→米沢魚市場開放デー(お魚の販売に特化した)
②開催時間は6時間→2時間に短縮(お魚の販売に特化したため、時間短縮)
③日曜日開催→土曜日開催(市場は日曜日休みなので、営業日に実施)
④規模の大幅縮小(その他のイベントを無くし、生マグロの解体ショーとお魚の掴み取りの2つのみに)
⑤お隣の青果市場さんに参加してもらい、生鮮販売に強化
⑥規模縮小のため、開催経費の大幅削減(広報費など)
という事で、予算と時間は大幅削減。でも本当に多くのお客様にご来場していただきました。正直びっくり、感謝しかありません。5年ぶりでしたが、大成功。今回の特徴は下記に。
①お魚・青果の生鮮販売に特化
②17回という長きに渡り、卸売団地祭を開催していた事(同じ場所)
③市場(いちば)・卸売団地という場所がら駐車場が確保できる事(約250台分)
④市場(いちば)という場所がら雨天時でも屋根のある場所で開催できこと(当日は晴れました)
⑤市場(いちば)という場所がら通常の設備で開催できること
⑥卸売団地とう組織体制の協力
市場はマーケットとプレイス、そして流通という役割をもっている。流通構造の変化、大型資本小売業の地域進出という大きな社会変化の中で、地域の小規模市場の役割は大きく変わっている現実の中、今回のイベント再開は大きな意味を持った。魚や青果といった生鮮流通の一翼を担う市場は、戦後の統制経済の解除後、高度経済成長時代を経て成り立ってきたビジネスモデルだ。今回のイベントは、地域の魚や青果とった食文化を考えるうで1つの展望を見出すことが出来た。また、市場という昔からある流通場所で、場所(プレイス)としての文化的側面も見ることが出来た。社会構造の変化が大きく、そして速い昨今の現状の中で、地域の食文化と市場(いちば)という場所文化をこれからどのように維持していくのか、深く考えさせられる1日にとなった。今回の広報活動は、予算の都合上、地域広告媒体(あずまーる)と米沢市広報誌、米沢商工会議所広報誌の3つの広告媒体となった。どこまで地域のみなさんに事前に情報をお伝え出来たか、わからない部分も多々あるが、2時間のイベントで駐車場250台分が満車になり、約2500人の地域のみなさまにご来場いただいた事は、5年前の団地祭と市場という非日常への期待からかもしれない。5年ぶりの開催となり、至らぬところは多々あったと思うが、多くお客様に足を運んでいただいた事に、感謝しかない。また開催できるよう反省もしながら前に進んでいきたい。イベントの開催にあたり協力していただいた、魚市場・青果市場・卸売団地・米沢市の関係者の皆様に心から感謝申し上げる。また次回皆様にお会いできることを楽しみしております!本日はこのへんで、お読みいただきありがとうございます。


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