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雪割納豆のあれこれ㉘お米のお話

本日は雪割納豆の大切な原料の1つ、お米について。世間では令和の米騒動となり、品薄のニュースが飛び交っている。昨年の猛暑によるお米(1等米)の不作や、南海トラフト地震注意報による買い込み、インバウンド需要などなど一時的にお米が不足する状況が見られる。ここ米沢でもスーパーの売場などでも品薄感もみられる。そろそろ稲刈りが始まりそうなので、徐々に新米の流通が始まり、通常に戻っていくだろう。私の心配ごととしては、短期的な米不足よりも、農家さんの高齢化と後継者不足などの担い手の減少の方が大きな社会課題と見ている。田舎の豊かさを保っていく為にも、持続可能な農業を皆で考えていくことが、待ったなしで求められる。黄金色に実った稲が朝日や夕日に照らされた光景は、なんとも言えない美しい風景だ。人は自然の1つと深く感じさせられる瞬間である。綺麗な光景がこの先何年も続くいていく事を願いたい。
ところで、雪割納豆のお米は山形県南陽市のしまさき農園さんのお米を使用している。ゆきんこを初めて、間もなくしてしまざき農園さんのお米を使わせていただいている。しまさき農園さんは、山形県南陽市で専業稲作農家を営んでいる。40年以上にわたり有機質肥料による土づくりと、なるべく農薬や化学肥料に頼らない米作りに取り組んでいる。また、地域でも大きな農家さんになる。しまざき農園さんの凄いのは、大きくても丁寧な米作りを行っている。そして、生産したお米は自らすべて販売している事である。通常、農家さんは生産したお米を地域のJAさんに納めるのがほとんどだ(良い悪いは議論ではない)。よって、どの田んぼのどのお米かを自ら管理して販売する。自分たちの田んぼとお米の特質をすべて把握していることになる。また、毎年秋に収穫したお米を自社の低温倉庫で保管して、お客さんの必要とするときに、自社のオリジナル精米ラインで、その都度精米して、フレッシュなお米を出荷し、届けてくれるのだ。農家さんでありながら、お米屋さんの機能を持ち合わせた農家さんになる。雪割納豆のお米も仕込み時に、その都度届けて頂いている。本当に頭が下がる。今年も新米の季節が始まる、しまざき農園さんのお米が待ち遠しい。もう少しの辛抱だ。本日はこのへんで、お読み頂きありがとうございます。しまさき農園さんのHPをご覧らになっていただき、ぜひ新米をお買い求めいただきたい!いろんなお米があり、楽しいです!
ゆきんこHPへ(ゆきんこHPでも、しまさき農園さんのお米販売しています。現在は休売で、新米からスタートです)


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