雪割納豆のあれこれ⑱山形県納豆組合に初参加!
先日、5月25日(土)に最上町瀬見温泉にて、第73期・山形県納豆組合・通常総会が開催された。ゆきんこ設立、11年目で初参加となった。言い換えれば、これまで組合には所属していないという事である。現理事長の高畠納豆の加藤社長にお願いをして参加の運びとなった。そして、この度の総会で組合員のみなさんの承認を頂き、晴れて山形県納豆組合の会員になったのである。山形県納豆組合の設立は昭和28年(1953年)、設立当初の加盟数は存じないが、「納豆沿革史」の発刊された昭和50年の組合企業数は39と記載がある。ピーク時の加盟数がいつかは不明であるが、現在と比較する4倍程度の加盟数となる。現在は、高畠納豆・篠原商店(新庄)・加藤敬太郎商店(酒田)・長瀞納豆(東根)・篠原食品(天童)・サガエ納豆食品(寒河江)・矢萩食品(山形)・峯田食品(山形)・丸八食品(寒河江)・白鷹納豆店(白鷹)・ゆきんこ(米沢)の11社となる。多要素の社会環境要因において減少してしまった結果となる。今回、なぜ私が納豆組合に加入することを選択したかというと、東北・山形そして地域の納豆という食文化について探求していきたいという思いがある。その為には、現在、地域で納豆を製造している方々と色々な事について共有したいという思い、地域に同じ仲間を作りたいという思いからである。今回、皆様とお話させて頂き、各々のこだわりやお考えを聞くことができた。同じ納豆でも、製造方法や原料の選定・菌の配合など特色は様々である。お話を聞けば聞くほど、納豆の世界は「ブリコラージュ」と強く感じた。近年、どの分野においても小規模製造業者の存続が難しくなっている。そんな中でも、みなさんと協力しあい新たな価値創造に少しでも繋げたいと強く思ったところだ。やはり黒と白だけでは世界は綺麗にならない。沢山の色があったほうがやはり綺麗である。ゆきんこが加わり11色、新たな絵が描ければと思う。最後に、今回の総会のゲストスピーカーで納豆マガジン編集長の村上さんにお会いすることが出来た。若手クリエーターで、納豆の世界に新たな色をどんどん加えている。これからが本当に楽しみである!本日はこのへんで、お読み頂きありがとうございます。
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