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未経験からメディカル翻訳者になる最短ルート
【対象者】
・翻訳自体完全未経験で、メディカル翻訳者に興味はあるが、どうやってなったらいいかわからない人
・すでに他の分野で翻訳経験はあるが、メディカル翻訳にも興味がある、専門分野が欲しい、または翻訳単価を上げられる分野を探している人
【免責事項】
※本記事は「情報提供」を目的としており、メディカル翻訳者になれることを保証するものではありません。
※本記事の実行は自己責任で行うものとします。本記事を実行したことによっていかなる損失・損害が生じたとしても、それに対する補償・賠償は行いません。
では、
簡単チャート
で、
自分がメディカル翻訳者になるのにどこを読めばよいかチェックしてみましょう!
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① メディカル翻訳者に必要な6つの要素
1. 英語力
最低英検準1級/TOEIC800程度は必要です。(もちろん高ければ高いほどよい。)
2. 日本語力
メディカル分野の場合は、文芸翻訳のような芸術的な表現は求められておらず、正確さが第一条件となります。ただし、日本語として違和感のない程度の流暢さも必要です。
3. 調査力
最初は原文の1語1句調べるつもりで、検索しまくりましょう。一度徹底的に調べておくと、後で楽になります。
4. PCスキル
Word・Excel・PowerPointに上書き納品できるのはもちろんのこと、
最近はネット上で発注・作業・納品・請求を完結させたり、CATツールで作業することも多いです。
CATツールは、Trados、memoQ、Memsource、XTM、Worfast、Wordbee等、さまざまなものが次々出て来ています。また、会社独自のものを指定されることもあります。全部を覚える必要はありませんが、メジャーなものはトライアルで無料で使用してみて、感覚を掴んでみましょう。どのツールを覚えれば大丈夫、ということはなく、変化が速いので、ITツール・DXへの対応能力が必要です。
5. 医学知識
まずその分野の資料が日本語で理解できますか?理解できなかったらまずは日本語で理解できるまで調べましょう。「2 最低限の業界知識・医学知識」にも記載。
6. 対訳テンプレートを入手する
最初は対訳テンプレートを入手して、真似して翻訳してみましょう。
いかに対訳テンプレートを入手するかですが、社内翻訳者として稼働するなら社内資料を得られるでしょうが、入手経路がない場合はイートモがおすすめです。
② バックグラウンド別難易度:
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